イタリア・スペイン・イングランド以外のリーグ情報

　スポーツ記者が選ぶドイツの年間最優秀選手に、バイエルン・ミュンヘンのＧＫ
オリバー・カーンが２年連続で選出されたらしい。
　サッカー専門誌「キッカー」によると、カーンは８１７票を獲得、２位のエッ
ベ・サンド（シャルケ０４）の６４票を大幅に上回ったそうです。
　カーンは、昨季のチャンピオンズリーグ決勝のバレンシア戦で、ＰＫ戦の際にス
ーパーセーブを連発して３本のシュートを止め、チームを勝利に導いたんだって。
　カーンは今年６月、ブンデスリーガ１８チームのキャプテンによる投票でも、昨
季のＭＶＰを獲得している凄い人。
　

韓国は確か、今年から引き分け制度を導入したような気がします。
そして、今年だか来年から、「スポーツＴＯＴＯ」というものが
始まるようです。これは、Ｋリーグの試合のほかにも、代表戦や
バスケットの試合なども対象となっており、とにかく幅広い様です。
また、サッカーに関していえば、１０チームしかないため、５試合が
対象ということになりますが、日本のように勝ち負け・引き分けだけ
を当てる形式となると簡単すぎるため、アーリーと同じ形式らしいです。

ベンフィカのキーパー・エンケに、イングランドのマンチェスターユナイティッド
からオファーがあったようだが、彼はこれを拒否したとのこと。「非常に光栄なこ
とだけど、今の時点で私のキャリアにとって一番いいことは、あと１年ベンフィカ
に残ることだと思ったんだ。」

また構想外となったボッシオとマニーシェはＢチーム入りが決定したよう。ドゥデ
ィッチはレッドスターへレンタルで戻る可能性が高い。昨シーズン１０番をつけた
サブリーはまだ未定。
　
シモンの移籍に関しては、ベンフィカとシモンは既に合意したが、クラブ間での合
意がまだ済んでいないと報じられている。またレアル・マドリのジュリオ・セーザ
ルは１年のレンタルでベンフィカ移籍が決まる見込み。

パリ・サンジェルマン所属のブラジル代表ＭＦマルコ・ヴァンペッタが、チームの
トレーニングが始まって既に３週間が経過したとゆうのに１度も顔を出していない
らしい。事の発端は、ヴァンペッタの年俸がアップしなかったことに対して、ヴァ
ンペッタ自身が「残留する意味がない。」とクラブ幹部と決裂していたとゆう。
ヴァンペッタは、今年１月にインテルからパリに移籍してきたばかりだったが、ク
ラブとの衝突は随分前からあった模様で、何度もクラブを辞めると公言していたと
ゆう。

EURO096優勝時のGKアンドレアス・ケプケ(Andreas Koepke)の引退試合が、日
曜日、ニュルンベルクのフランケン・スタジアムで36,300人もの観客を集めて
行なわれた。引退後のケプケは、FCN(ニュルンベルク)のマネジメントに携わるこ
とになる。その引退試合には次のようなメンバーを登場した。

GKレック
DFアウゲンターラー、ヘルマー、ブフヴァルト、フロイント、シュトルンツ
MFリトバルスキー、メラー、ガウディーノ、アイルツ、ツィーゲ、バラコフ
FWエックシュタイン、クリンスマン、フェラー、リードレ
監督フォクツ

EURO96優勝時のメンバーが多いですが、その他にも、現役最後のチームとなっ
たFCNの監督、アウゲンターラーや、得点数でFCN歴代二位のエックシュタイン
や、フランクフルト時代の友人、ガウディーノなども目をひきます。また、ゲーム
の審判をつとめたハイネマンも、昨シーズンで引退をしています。

ボルシア・メンヒェングラットバハは、イングランドのアーセナル・ロンドン
所属のオーストリア代表GKアレックス・メンニンガー(Alex Manninger)の獲得
に興味があることを、クラブのスポーツ・ディレクター、クリスティアン・ホ
ホシュテッター(Christian Hochstaeter)が認めた。グラットバハは、No.1キー
パーのウーベ・カンプスが、ケガのため開幕に間に合いそうにないため、新しいキ
ーパー探しに奔走しているようです。ただ、37歳のGKカンプスの後継者探しは、
カンプスのケガの有無に関わらず、避けられないかと思います。

UEFAカップ出場権をかけたUEFAインタートト・カップ(UI-Cup)三回戦第一戦が
週末開催され、二回戦から参戦の1860ミュンヘンが、オランダのRKCヴァール
ヴァイクと対戦し、マルティン・マックス(Martin Max)とトーマス・ヘスラー
(Thomas Haessler)のゴールで、2:1で勝利した。また、VfLヴォルフスブルク
は、ベラルーシのディナモ・ミンスクに4:3で勝利、ヴェルダー・ブレーメンは、
ベルギーのAAヘントにホームで2:3と敗れた。
1860ミュンヘン以外は、これが昨シーズン終了後、はじめてのUEFA主催の公式戦
でしたが、まだ休みボケなのか大量失点が目立ちました。ヴォルフスブルクは、新
加入のブルガリア人FWペトロフなどの活躍で、一時4:1とリードし、楽勝ムードで
した。しかし、終わってみると4:3と僅差の勝利でした。ブレーメンは、前半、
1:0とリードしてましたが、逆転負けです。一応ホームゲームではありましたが、
ブレーメンのヴェーザー・スタジアムでなく、近くのオルデンブルクで試合があり
ました。しかし、ホームゲームを落としてしまったのは、痛い。

ＮＫサラエボは、フランスリーグのマルセイユからAlen Skoroをレンタルで獲得
すべく、マルセイユ側に交渉を持ちかけている模様です。このSkoroは、ボスニア
U-21きってのタレントで、昨シーズン、スペイン人監督のクレメンテが、マルセ
イユへ呼びました。しかし、御存知の通り、シーズン途中でクレメンテはクビとな
り、後任監督にTomisrav Ivicが就任して以降、Skoroはリザーブチーム行きを命
じられました。さらに、来シーズンの構想にも入っていないようで、彼はテネリフ
ェへの移籍を希望している模様です。しかし、この移籍もクレメンテがテネリフェ
の監督に就任できるかどうかにかかっています。そこで、ＮＫサラエボは「１シー
ズン、ウチでプレーしませんか??　そうすると、来年は契約が切れるから、キミは
どこへでも好きなチームへ移ることができるんだよ」と話しを持ちかけた訳です。

しかし、このような誘いに対して、Skoroは、次の様語っています。
「ボクは他の10人のメンバーと一緒にトレーニングしているけれど、彼らは昨シー
ズン、レギュラーをとれなかった連中なんだ。モーリスやバカヨコとは一緒に練習
するけれど、でも、ボクの一番の友人だったスタンコビッチはアトレチコへ行って
しまったから…。別に焦ってはいないけれど、でも、こんな状況が続くようじゃ、
新しいクラブを探さなきゃね。」
「ボクはマルセイユを離れたくないんだ。フランスのこの名門チームで自分の力を
証明したいんだ。でも、彼らがボクを必要としないのなら、どこか他へ行くよ。代
理人のJuan Vegarは早まるんじゃないよ、と言ってくれたんだ。彼はきっと、ボ
クにとって最善の契約を持って来てくれると思う。」

ＮＫサラエボは、このSkoroをレンタルで獲得しようとしていますが、彼自身は古
巣への復帰には、あまり興味がないようです。「多分、サラエボへ戻ることはボク
にとっては良いことなのかもしれない。ボクはベンチに座っているつもりはないか
らね。でも…ボクは国外でプレーしたいんだ。クレメンテとは話しをしたよ。彼は
約束してくれたよ。スペインで監督をすることになったら、ボクと契約を結ぶって
ね!!」

フェネルバフチェは、00/01シーズンのチャンピオンシップ獲得の御褒美として、
選手一人当り約25,000UKポンドのボーナスを支給した模様です。日本円に換算す
ると、約500万円弱ほど。そして、驚くべきことに、それを期日通り、しかもキャ
ッシュでの一括払いだったらしい。ガラタサライを含め、殆どのクラブが給料遅配
等、“現金”調達が困難を極めている中、このフェネルバフチェのトップチームの
選手21人に対する総額50万UKポンド以上の支払いというのは、驚くべきこと。

フェネルバフチェは、16日の月曜日にドイツへ渡り、そこでキャンプを張ります
が、それに先駆けての臨時ボーナス。選手達は俄然やる気が増したようです。この
フェネルバフチェのAziz Yildirim会長は、５月の末に彼が一旦辞任を表明したの
ですが、その時、ファンも選手達も一斉に“辞めないで!!!”運動に起こり、その
必死の慰留により、彼は再び会長職に復帰しています。とにかく、彼は、このクラ
ブにおける会長として、とてつもなく大きな影響力を持っていることは確かなよう
です。

ブラジルＦＣサントス所属のＤＦレオナルド・ロレンツォ・バストス（２５）は、
自らのホームページに「僕はブンデスリーガのヘルタ・ベルリンからオファーがき
ていて、交渉はすでに佳境を迎えている。」と発表している。

さらにバストスは「ＦＣサントスにヘルタから１４００万マルクでオファーが届い
ているらしい。こんな魅力的なオファーを断るわけにはいかない。」とホームペー
ジにコメントしている。しかし、ヘルタ・ベルリン側からはこの件に関して一切の
コメントも出ていない。これは単なるバストスの早とちりなのか、それともヘルタ
が最後までこの移籍交渉について秘密にしようとゆう企みなのか。はたまた、オフ
ァーの話は本当だとしてもバストス自身から今回の話がこうも明るみに曝け出され
てしまったことにヘルタ側が怒っているのか。。。真意は今のところ謎である。

昨シーズンのチャンピオンズリーグにシュテファン・エッフェンベルクの代役を務
めた時から世界中の目に止まり出したイングランド人ＭＦオーウェン・ハーグリー
ブス（２０）が、ヨーロッパの２１歳未満の若手選手に与えられるブラボー賞を受
賞した。

ハーグリーブスは昨シーズン、ビッグイヤー（チャンピオンズリーグ）、マイスタ
ー・シャーレ（ブンデスリーガ）、ドイツ国内カップの３冠を達成しており、リバ
プール所属のイングランド代表ＦＷマイケル・オーウェンやバレンシア所属のノル
ウェー代表ＦＷヨン・カリューらを抑え堂々の受賞となった。また、ハーグリーブ
ズ、オーウェン、カリューの他にリバプールＭＦスティーブン・ジェラードとアー
セナルＤＦアシュリー・コールを加えた計５人がベスト５に選ばれている。

ちなみに、昨年のブラボー賞はレアル・マドリッド所属のスペイン代表ＧＫイケル
・カシージャスだった。

６月に足首を手術したばかりのベルギー代表のキャプテンでボルドーに所属してい
る、マルク・ヴィルモッツが驚異的な回復力を見せている。当初、復帰までは３ヶ
月かかると思われたが、術後の経過は快調そのもの。早ければ８月中旬にも復帰で
きる見込み。ヴィルモッツ本人は「Voetbal Magazine」に対して以下のように語
っている。

ヴィルモッツのコメント:
「たしかに予定では３ヶ月かかるはずだった。スコットランドのブラウン監督は私
の手術を聞いて喜んだみたいだね。私が９月５日のスコットランド戦には間に合わ
ないと思ったんだろう。でも、彼の目論見は外れたようだね。」
「私は間違いなくスコットランド戦に出場する。それどころか、自分では８月１５
日には復帰したいと思ってるんだ。その日にチ−ムメイトと合流したいと考えて
る。」「スコットランド戦には絶対間に合わせるよ。だって、本当に重要な試合だ
からね。この試合に勝てば、Ｗ杯本大会がグッと近づくし、クロアチアとの最終戦
もずっと戦いやすくなる。」「実は私はワセイジュ監督と賭けをしているんだ。
我々は必ず予選を突破するってね。その賭けにも勝ちたいし、とにかくスコットラ
ンド戦はほんとに重要なんだ。私はまだまだ野心を忘れちゃいない。もし私がもっ
と楽な道を選んだり、お金を第一に考えるような選手だったら、ボルド−に残って
たと思う。でも、そんなことは私自身が許さないんだ。」

1.FCニュルンベルクに所属し、昨シーズン終了とともに、先日引退した元ドイ
ツ代表GKアンドレアス・ケプケ(Andreas Koepke)の引退試合が、日曜日14:30
から、ニュルンベルクのフランケン・スタジアムで行なわれる。39歳のケプケは、
プロ生活15年、ブンデスリーガ出場は364試合になります。また、引退試合には、
EURO96で優勝したときのメンバーも多く駆けつけるようです。ユルゲン・クリン
スマン、トーマス・ヘルマー、カール＝ハインツ・リードレ、ディーター・アイル
ツ、シュテフェン・フロイント、マリオ・バスラーなど。また、当時代表監督だっ
たヴェルティ・フォクツも来るようです。

VfLヴォルフスブルクのFWジョナサン・アクポボリー(Jonathan Akpoborie)が、
スイスのFCバーゼルと移籍交渉に入っていたが、両クラブの金銭的な隔たりが
原因で、合意には至らなかった。アクポボリーは、昨シーズン、浮き沈みの多い一
年でした。ケガで始まり、一時、4試合で6得点と大活躍したものの、その後、調子
を崩し、シーズン終盤には、人身売買に加担したのではないかという疑惑が浮上
し、欠場を余儀なくされたまま、シーズンが終わりました。