○Ｊリーグ：ヴァンフォーレ甲府

勝ち点1で昇格を逃したのは残念でしたが、
社長の挨拶、監督の挨拶、林の引退挨拶　とにかく泣けました。
怒号飛び交うチームとはえらい違いです。

海野社長
「みなさんの期待に答える事ができませんで、誠に申し訳ござい
ません。
しかしながら、51試合という大変長い戦いを最後まで死闘を繰り
返して、最終戦まで昇格争いを演じてくれました、選手および監
督スタッフは我々の誇りであります。
このくやしさを来年必ずはらすべく、明日からまた新しいチーム作
りをがんばってまいりたいと思います。」

安間監督
「まず何よりも先に、皆さんの期待にこたえられなかったことを本
当に申し訳なく思います。
僕のサッカー哲学で、一つのゲームを落としても、一つの目標を
達成できなかったことも、そこは全て監督にくると思っています。
今年、皆さまの本当に心強い後押しもありまして、本当に精一杯
指揮を振るうことができました。・・・・・(暫し無言)
このヴァンフーレと言うチームは僕が来る以前、海野社長という
強い「個」がチームをひっぱりました。2005年昇格した時大木さん
と言う「カリスマ」がチームをひっぱりました。そして今年サポータ
ーの方が、本当に引っ張ったシーズンだったと思います。(中
略)　来年この(勝ち点)１を補って、目標を達成してほしいと思いま
す。
ただ、今年一緒にやって頂いた選手は今日もそうです。すばらし
い反応を見せてくれました。
本当に彼らと仲間になれたことは誇りに思いま
す。そして何よりもここで仕事ができたことを自信を持って良かっ
たと言えます。
家族には2年間、結局良い思いをさることができませんでしたが、
すばらしい仲間ができたことは伝えたいです。(深くうなずいて無
言)･･･・・・・・・・・・・・・・・・・・ヴァンフォーレをよろしくお願いいしま
す。5年間ありがとうございました。」(大握手と大声援)

林
「今シーズンで引退するとこにしました。4年前最初にここに来た
日から、今日まで暖かく力強い応援、サポートを常にしていただ
き、本当に感謝しています。
もう、今日限りで、この小瀬のピッチでプレーすることがないと思う
と、非常に寂しいですが、ヴァンフォーレの選手として引退できる
ことは、とても誇りに思っています。・・・(しばし無言と拍手)
このチームに関わる全ての皆様に感謝の気持ちでいっぱいで
す。
そして、小さかった頃、僕に夢を与えてくれ、人間として成長させ
てくれ、多くのものを僕に与えてくれた、サッカーそのものにも、あ
りがとうといいたいです。
・・・(しばし無言)・・・最後になりますが、今日までのサッカー人生
でお世話になった方々、支えくださった方々、応援してくださった
方々、それから、ヴァンフォーレのサポーターの皆さん、山梨県の
皆さん、本当にありがとうございました。」(大拍手と林コール)

11節を終わって、7勝3分1敗勝点24と上々の立ち上がり、昨年
は勝点24に達したのは7月5日の24節。ちなみに昨年ぶっちぎり
優勝の広島ですら勝点24に達したのは13節だったから、うちにし
ては大快挙。
それでも3位なんだから、上のセレッソとベルマーレが更にすごい
ということか。

今日の試合は当初は同じ４－３－３のシステムのぶつかり合い
で早い切り替えの打ち合いでしたが、実力が均衡していただけ
にベルマーレが退場者を出してからは一方的な試合になりまし
た。数えただでシュートがポストに当たった回数が5回と決定力を
大きく欠き、結果は１－０。こういった時こそ得失点差を広げたが
ったのですが、それでも、田原が切れて「報復蹴り→一発退場」
と言う甲府にとってのラッキーがあったとはいえ、負ければ勝点
差が「7」となる大事な試合できっちり勝てたことは、昇格に向け
て大きな弾みになりました。
中2日が続きキツイJ2だが、がんばれヴァンフォーレ!!

初の岡山桃太郎スタジアムは陸上競技場にしては見やすいスタジアムでし
た。さて、開始前に海野社長と佐久間ＧＭがサポーターに挨拶。
注目のＦＷはマラニョン、森田、松橋　センターは金と思っていましたが、
監督の戦術か・・・。
とにもかくにも試合開始！！！
開始直後から岡山に攻め込まれる危ないスタート、とくにＤＦラインを高く
保たれているのと、オフサイドトラップにマラニョンが引っかかり、カウン
ターもできません。しかも自慢のパスもいってんぽ遅いため、周りを囲まれ
て、前半はまるで良いとこなし。
岡山はかなりうちを研究している様子でした。
ところが、後半終了真近に相手ＤＦのスライディングタックルで石原が削ら
れ、一発退場！！　後半の大量点に期待です。
ところが、後半になっても１０人相手にパスはつないでも出しどころをふさ
がれて、ＤＦラインでパスをまわすのみ。スタンドからも野次が飛び交って
いました。
残り３０分で金と美尾を投入して、決定機を何度か作りましたが、結局スコ
アレスドロー。
去年とまっっっっったく同じ、岡山の方が必死でした。甲府ＧＫがボールを
持った途端にＤＦがラインをあげて、カウンターを阻止しているのに、甲府
のＦＷは歩いて戻る始末。これではとても長いシーズンを闘っていけませ
ん。
昨年の轍を踏まないように、２節からは気を引き締めろ！　がんばれヴァン
フォーレ！！

Ｊ２に落ちて観客が減ると心配しましたが、早くも朝９時の時点で第一第二
駐車場が一杯になって、まず一安心。
試合前に元監督の岐阜松永監督がメインスタンドに挨拶に来て大きな拍手、
また今期岐阜に移籍した奈須にも大きな拍手がおくられました。ピッチ横に
に目を移すと、オグが応援に来ていて、社長と長いこと雑談をしていまし
た。試合開始前に山梨県知事から、来年小瀬に待望の大型ビジョンの設置が
発表されて、大盛り上がり。その盛り上がりのまま２００８年シーズンがス
タートしました。
スタメンは
　　　羽地
石原　　　　前田
藤田　　　　大西
　　　　林
井上山本池端杉山
　　　　桜井

試合は甲府ペースでスタート、岐阜はパスミスやクリアミスが多く、ボール
キープができないところを確実に奪ってゴール前に迫りますが、決定機を作
れないまま前半３０分が過ぎていきます。そんな中コーナーキックに羽地が
頭で合わせて、まず１点。その後も甲府ペースのまま前半終了。後半にも期
待を持たせました。ところが、後半になると岐阜がファール覚悟で猛チャー
ジをかけてくる為、ボールが落ち着かなくなります。そんな中、林が自陣中
央で痛恨のパスミス、左に展開されて小島にフリーで打ち抜かれて同点とな
ってしまいます。
その後もボールは支配するものの決定機を演出することができず、弱いシュ
ートや枠外シュートだらけ。昨年の課題である、残り（ピッチの）１／４の
攻略、ゴール前の消極性（ゴール前でシュートを打たず、パスを選択）が全
く解決できていませんでした。安間新監督も痺れを切らして、木村、ジョジ
マール、美尾を立て続きに投入しますが、万事休す。今年も開幕勝利をする
ことができず試合終了。いつ終わるとも知れないブーイングの中選手達はう
なだれてピッチをあとにしました。
この試合、選手に必ず勝つと言う執念が感じられませんでした。格下とでも
思っているのか　個のパスやきれいなプレーに終始して、はっきり行ってパ
スワークもスピードも昨年のほうが勝っていました。又、ボールを持った選
手へのサポート判断も遅くて、後半は孤立している選手がいました。
それにくらべて、岐阜の選手は必死にボールに向かっていき、鬼気迫るもの
が感じられました。甲府にも１試合１試合を大切にしていた時代があったは
ず、初心に返ってサッカーができる喜びを思い出せ!! 次節もホーム今日の借
りを必ず返せ!!がんばれヴァンフォーレ!!

セレクション他で7,8人の新規加入選手があるようです。
中でも、バレーの後釜と期待されるのがアルベルト（だったと思う・・・）。

なんでも、以前はロビーニョとサントス時代にコンビを組んでいた選手
らしいので、良くも悪くもこの選手次第ということでしょうか。

あと、ジョジマールの完全移籍も決まったようです。
ＦＷはこれでいくということですね。

あとは、増嶋のレンタルが大きいですね。
若い世代で実績のある選手。中心選手として活躍してほしいものです。

セレクションでは、アルビから鈴木健太郎を獲得。
去年は出場はないものの十分戦力になってくれそうです。

倉貫、バレーの移籍は大きいですが、今年もがんばって欲しいですね。
なお、新加入選手の発表は近日中に行われるとのことです。