[00040] >[00038] 投稿者:ぱきら 2001/10/10 17:575番ひげおやじさん、
イスラム(厳密に言うとアラブ社会の社会的・経済的弱者たち)にとってアメリカ
が敵であるという主張には、とりあえずうなづける部分はあると思います。
今回の米国同時多発テロ事件のおかげで、こんなにも世界中でアメリカのアラブ社
会における「非」についてみんなが考えてくれるなんて、テロリストもテロのしが
いがあるというものです。逆説的な意味で悲嘆してるわけではなくて、それが現実
だと思わざるをえないと考えています。自分もパレスチナのことなんて真剣に考え
なかったし、アフガニスタンの窮状すら知らなかったし、、
もちろん、アメリカの「非」の部分について考えるのと、テロリストの行為を許す
のとは全く違います。テロリストは極刑に処されるべきだと思います。
しかし、本当に政治目的でテロったやつらなら、自分が殺されてもアメリカが望む
方向に変わってくれさえすれば、それでじゅうぶん本望なのでしょうけれども。
兵器性能などについては詳しくないので誤爆の件はよくわかりません。真実はたし
かに様々な憶測ができますが、軍事行動という方法を選択したアメリカにとってい
ろいろな意味でマイナスポイントであることは間違いありませんね。
[00039] >[00037] 投稿者:ぱきら 2001/10/10 17:38セバスチャンさん、
アメリカの敵についてですが、
アメリカにとって、何より第一の目的は「アメリカ国民を対象としたテロの再発防
止」ですよね。
報復だとか軍需産業が儲かるとかユダヤが裏にいるとか中央アジアのエネルギー資
源狙いとか同地域におけるアメリカの軍事プレゼンスがどうなるとか反米的な勢力
のあぶり出しと弱体化(出来れば消滅)とか、まあいろいろ付随した意味も今回の
軍事行動にはありそうですが、何にせよ、アメリカに対するテロの再発を防ぐこと
こそ、今回のアメリカの軍事行動の主目的と言っていいでしょう。
そう考えると、アメリカの”当面の”敵は、数あるアメリカを敵視するテロ組織の
中のひとつ、ビン・ラディン一派と言えると思います。そしてそれをかばいだてす
るやつは二次的(あくまで二次的ですよ)に同じく敵とみなされてしまいます、タ
リバンのように。ちなみに、日本もヘタな対応をすると、これを機にアメリカの準
敵性国家あたりに格下げの憂き目(?)にあいかねません。
テロリスト(今回はビン・ラディン一派)を軍事攻撃するのは(たとえ状況証拠だ
けであっても超大国アメリカが主張するのであれば)それなりに名目が立ってしま
うのですが、タリバンまで空爆の対象としてしまう(=殺すぞ、ということです
ね)のは、国際社会全般にアメリカの行動を正当なものとして認めさせるのに、実
は、根拠にとぼしい。だから、タリバンの人権抑圧的な部分のプロパガンダを大々
的に流布する必要性がアメリカにあるはずだろうと思って見ています。まして、ア
フガンの一般市民まで巻き込むような攻撃は誰がどう考えても納得しない。これに
はアメリカはもう相当気を使っている様子がうかがえますよね。
アメリカはビン・ラディン一派を一掃して始めて今回の戦いの勝利を自ら納得でき
るのではないか、と思います。たとえタリバンを崩壊させても、アフガンを殲滅し
ても、ビン・ラディンのテロ活動が続く限り、アメリカは戦いを継続しようと意気
込んでいるように見受けます。
相手のあることだし、アメリカの思惑はかなり微妙な国際社会のバランスの上に成
り立っているので、はたして彼らの望む通りに戦局が進むかどうかはわかりません
けどね。
ビン・ラディン一派以外のテロ組織(戦争によるビン・ラディン一派の弱体化に伴
って、そこ分離して活動を始めていく新たなテロ組織なんてのもありえそうです
ね)、これらへの対応については、彼らにまたアメリカが派手にテロられた時にコ
トを構えてやろうというつもりでいるのではないかな?
まあ、ビン・ラディン一派を徹底的につぶしてやって、他のテロ・グループへの見
せしめ効果を得ようとも考えてるでしょうが、それでも、次のテロは間違いなく起
きるでしょうね。
[00038] アメリカの攻撃対象 投稿者:5番ひげおやじ 2001/10/10 08:16アメリカが攻撃の対象としているのは現在のところビンラディンを首謀とする
テロ組織アルカイダ及びそれを保護するタリバン政権とかなり明確ですが、ビ
ンラディン及びタリバンはその対象をイスラム全体にすり替えるべくメディア
を利用しています。
これは今始まったことでなく、中東にアメリカが出向く度に行われていること
です。
湾岸戦争でもフセインはこれを上手に使い、あれだけボコボコにやっつけられ
ても「我々は勝利した!」と戦勝を宣言していますし、事実その後も政権は揺
るぎ無いところです。
これはイラクのクゥエート侵攻に対する軍事制裁を上手にイスラム社会への挑
戦と問題のすり替えを行い、周辺のイスラム国家の人々も軍事強国アメリカに
立ち向かう勇敢な男=サダム・フセインという印象を強く植え付けたたまもの
です。
今回もこのリンクは行われています。
昨日の空爆で国連が出資しているNGO団体の事務所に被弾し4人が死亡する
という事故が報道されています。
あれだけ慎重に行ったハズの空爆なのに意外です。
目標の誤爆なのか、過った情報の元攻撃したのか・・・。あるいは・・・。
と様々な要因が考えられますが、事実はどうなのでしょうか?
国際世論はこれを許さないでしょう。
[00037] ビンラディン→タリバン政権→イスラム原理主義→イスラム教 投稿者:セバスチャン 2001/10/10 00:16空爆を仕掛けた今、アメリカにとっての敵はどれなんでしょうか。
アメリカというか、今や「アメリカ側」になってますが。
一番現実的でわかりやすいのは、打倒!タリバン政権になるのでしょうか。
というか、もうそれしかない感じはしますが。
ビンラディン個人は小さ過ぎるし、
イスラム原理主義は大き過ぎるし、
イスラム教はとてつもなく大き過ぎますしね。
(ま、イスラム教まで行くのは飛躍しすぎですが(^_^;))
結局はタリバン政権を崩壊させて手を打つって感じになるんでしょうねえ。
先走って考えるとその先がホンマに大変やな〜って感じですよねえ〜。
タリバン政権無き後のアフガニスタンの政権に関して
アメリカは責任を背負う事になるでしょうから。
あるニュースコメンテーターが
「アメリカはとてつもない事業をやろうとしている」
っていうてた意味がわかるような気がします。
結局は、貿易センタービルばかりかペンタゴン、
未遂に終わりましたがホワイトハウスまでをも
テロリストの標的にさせてしまったアメリカの自業自得といったところでしょう
か。
って変にまとめちゃうとおもんないっすね(笑)
[00036] 終焉は近いかも? 投稿者:5番ひげおやじ 2001/10/09 14:05以前、長く泥沼化を予想するような書き込みをしたのですが・・・。
対タリバン&アルカイダとの戦闘は早く終えるような気がします。
何を持って戦争の勝利とするか?にあっては論議を呼ぶところでありますが、
アメリカ側の勝利条件として次の事例が考えられます。
1.オサマ・ビンラディンの身柄の確保及び遺体の確認。
2.タリバン政権の崩壊。
3.アルカイダの拠点全ての破壊。
厳しい方は1〜3全てをクリアーしないと戦勝の宣言は難しいと訴えるかも知
れませんが、要はアメリカが勝利宣言をすれば終了です。
1.にあっては当初不可能と目算されていましたが、案外実現は可能かも知れ
ません。
何せ懸賞金29億円は破格です。アルカイダの側近メンバーが身の安全と共に
ビンラディンを差し出したとしても不思議ではありません。
又、アメリカなどが送っている特殊部隊の連中もこうした謀略を進めるべく動
いているはずです。
案外、パキスタン軍の特殊部隊がこの役を演じるかも知れません。
当然結果も隠密裏に処理されると思いますが・・・。
ムシャラフ政権がアメリカ寄りになっているため民衆の間で政権不支持を訴え
るデモが連日行われています。これ以上戦闘を長引かせて政権の危機を憂慮す
るムシャラフの持つオプションの一つとして考えられなくも無い選択肢です。
ゴルゴ13のような連中が登場する場面でもあります。
依頼者がタリバン政権の生みの親であるパキスタン政府と言うところが物語の
面白さでもありますが事実はどうなることでしょう?
もしこのような事実があったとしても報道されることはまずあり得ないところ
が、様々なフィクションを産み出します。
2.ですが、遅かれ早かれタリバン政権の維持は不可能な状態になっています。
何しろ民衆の支持がありません。
恐怖とイスラム原理主義によって民衆を統率してきましたか、もはや政権維持
は無理でしょう。
ザヒルシャー元国王&北部同盟による統治をパキスタンですら承認しつつあり
ます。こちらも時間の問題です。
山岳ゲリラ戦に於いては一部を除きアメリカの陸上部隊は参加しないでしょう。
こちらは北部同盟のみで十分戦えそうですし、都市部をアメリカが手中に入れ
てしまえばタリバンの補給路は遮断され、そう長く抵抗もできません。
ここのところ投降するタリバン部隊の報道も後を絶たない状態です。
兵士の投降が報じられるようになると戦闘も終わりです。あの部隊も投降した
のか・・・などという噂が部隊内で蔓延し、兵の維持管理が非常に困難になり
ますし、潜伏している特殊部隊はこの風評を全力であちこちに振りまきます。
もはやタリバン勢力はババ抜き状態です。誰が最後まで残ってババを引くかと
いうところにあります。賢明な将校は事態をいち早く察知し迅速な決断を下し
ます。
ですから最後まで残った部隊の将校は律儀というか・・・。状況判断能力に欠
如しているというか・・・。いわゆる恐れるに足りない部隊というレッテルを
貼られます。しかし殉死を本気で考え、自暴自棄にもなっていますので厄介で
す。
タリバン政権の崩壊は近いと思います。
3.は非常に難しい条件です。
アルカイダの拠点は分かっているだけでも世界数十カ国に渡っています。
明らかになっていない拠点の方が間違いなく多いでしょう。
これを一つ一つ押さえていくことは至難の技でしょう。
しかし、ビンラディンの身柄を押さえてアフガン内のアルカイダ拠点を悉く潰し
タリバン政権を崩壊させることにより、アルカイダ自体は当面の推進力を失うで
しょう。
1及び2のクリアーでアメリカが勝利宣言を出しても国民は納得するのではない
かな?とりあえずここまでをラマダンになる10月末迄に完了すればブッシュは
めでたしでしょうね。
案外上手くいきすぎて、ロシアのプーチンがチェチェンもテロの温床だから一緒
に戦ってくれ!などとまじめな顔して言い出しそうです(笑)。
10月末が短期決戦のデッドリミットです。
その後は来年の春に持ち越されます。
[00034] 開戦 投稿者:furukusu 2001/10/08 10:24ついに始まりましたか・・・・・。 意外と早く始まった感があります。
まぁ意外と早い段階で英国・NATO・日本等に証拠の提出があって各国とも
”納得できる内容だ”と声明を発表してましたから近いとは思ってましたけど。
>00025
対テロは敵が何処にいて何処に攻撃してくるのかが解りずらいと言うのがネック
ですよね。 CIAとかMI:6が諜報活動しても限界があると思うし・・・。
やはり現代は情報戦ですね、相手より早く情報を入手する事・情報を使って相手を
混乱させること等が挙げられると思います。 戦闘機は本拠地を叩くのに使う程度
ではないでしょうか? 戦艦は今現在保有してる国は無いので(というかもう戦術
的に使えない、航空機でこられると一発なので・・・・パールハーバーがいい例で
す)。 私が思うに米軍は4軍(陸・海・空・海兵)を全て投入すると思います。
理由は戦争が終わった時に”陸軍は参加してないから予算を削る”とかあったら
困るので。
しかし、ブッシュ大統領はえらい強気というか米国が世界のリーダーだと誇示する
発言をしてますよね。 『米国につくのかテロリストに着くのか世界の全ての国
は決めなければならない。 今回の戦争に中立はありえない』と言っておられる。
これじゃまるでイスラムの”コーランか剣か”みたいなもんですな。
今回の戦争はベトナムの時みたいに泥沼化しそうな感じがします。 確かにタリバ
ンが保有している戦車や戦闘機は骨董品ですが山岳地帯という特殊な地形のため
一掃するのはかなり難しいと思います。
[00033] 思いの他早かったっすね(私見) 投稿者:セバスチャン 2001/10/08 06:48CNNで中継を見てましたが現地も夜中だったためよくわかりませんでした。
時折緑色に光るのは見えてましたが。
しかし米国は手際がよろしいですね。
日本時間の0時頃には日本の方に事前に連絡があったみたいですし。
事前に外部に漏らしたりしてて大丈夫なんか?ってちょっと感じましたが、
これも用意周到さの自信の現れなのかとも思いました。
ブッシュもカメラ目線で「俺はやったぞ」って感じで語ってました。
米国は勝つのでしょうかねえ。
旧ソ連は過去に落としきれずに撤退したと聞きましたが。
何をもって勝利と言うのか解りかねない部分はありますが。
親父がやった湾岸戦争のような事にならずに、
やるならとことんやって欲しいとも思いますが、とことんも恐い気がしますね。
なんだかんだ言って、正直一番気になるのは現在イギリスに居る我らが日本代表の
無事の帰還ですね。セルジオ越後も。
[00032] 遂に 投稿者:万里雄 2001/10/08 01:57米英がアフガニスタンへの空爆を開始した。
遂に始まったのだ。
首都カブールだそうだよ。
[00031] タイトル換え。 投稿者:5番ひげおやじ 2001/10/06 11:04ノーブル・イーグルという作戦名で運営してきましたが今一世間に浸透
していないため、タイトル名を単に「テロネタ」と改めました。
さて、緊迫が続くアフガン情勢ですが金曜礼拝も終わり、いよいよ空爆
の気運が高まっております。
アメリカ側は既に戦闘準備が完了している様子。
一方タリバンはカブール近郊に兵力を集中させ北部同盟と対峙している
ようです。
そんな中、テルアビブ発のロシア旅客機が黒海に墜落。
この墜落はミサイル訓練の誤射撃説とテロ説とが交錯していますが、未
だ真相は明らかではありません。
深い湖底からブラックボックス&ヴォイスレコーダーが回収されるまで
真相は闇の中ですが、果たして回収が可能なのだろうか?
ブラックボックスに発信器でも付いていると探しやすいのだが・・・。
ん?付いているのかな?
この墜落事故の真相は世界情勢を大きく左右するものなので重大な証拠
物品となりますね。
興味深いのは・・・。
ロシアのプーチン大統領は「ミサイル誤射説」を否定し、軍事演習を行
っていたウクライナ側が誤射撃説を匂わせているところです。
本来ならば主張がそれぞれ逆のものとなり得ますので・・・。
ロシアの旅客機ツポレフは実物を見たことがありますが、あまりにも老
朽化が激しい機種ですね。
空港を飛び立つ様は「大丈夫か?」というようなシロモノです。
案外、誤射撃&テロでなくてマシントラブルの方が濃厚なような気がし
ますし、不謹慎ですがそうであって欲しいような気もしますが・・・。
テルアビブ発ってところが妙に引っかかりますし、作為的な匂いも禁じ
得ません。
が
[00030] ↓つけたし!! 投稿者:サッカー小僧 2001/10/04 10:57『不朽の自由』と変えて欲しいみたいなことカキコしたけど、『報復戦争につい
て』にしましょう!!興味ない人でも、わかると思うので。コアな人には、ちょっ
と物足りないかもしれませんが、やはり、これが一番よいと思いますが・・・。ど
〜でしょう!?お客さ〜ん!?って、自分がお客ですが・・・。
あと、ちょっと質問ですが、いつ、勃発するのですか!?時間の問題だと思うので
すが、私としては、1回の戦争で解決するよりも、何千回でもいいから、『話合
い』で解決すべきだと思うのですが・・・。もう、その『話合い』で解決するよう
なことはないのですか!?
[00029] タイトル名の変更!? 投稿者:サッカー小僧 2001/10/03 21:41タイトル名を変更するとの事ですが、確かに認知度は低いと思います。ノーブル・
イーグルって言葉は、ひげさんにこの場所を教えてもらって、来てみて、始めて知
りましたしね・・・。もし変えるなら、テレビで見たのですが、米国防長官が作戦
名を変更すると言ってたのを見たので、そのときに言ってた作戦名でいいんではな
いでしょうか!?たしか、『不朽の自由』作戦と言っていたような・・・。誤情報
だったら、すいません・・・。
[00028] シンプルなもので良いんじゃないでしょうか? 投稿者:R 2001/10/02 19:45タイトルは、ー対米同時多発テロ事件ーでいいと思います。
スレッド見渡せばすぐ目に付くと思いますしね。
なにせ、この事件はシリアスですからね。
ー新たな「冷戦時代」の幕開けー
こんなんとかもありかなと。
おもくそパクッタんですけどね(笑)
もっとうまく表現できればいいんですが、創造性がかなり乏しいので。。。
昨日のニュースでは報復攻撃まで後48時間とも言われている
なんてことを言っていましたが、これが本当なら
あと24時間といったところでしょうか?
ムシャラフ大統領も見切りをつけたとも感じられる
あきらめの発言をしていましたが…
いまはただ静かに見守るだけです。
[00027] 左ト全 投稿者:KING 2001/09/25 21:29老人と子供のポルカ
作詞・作曲・編曲 早川博二
1・助けて−
ズビズバー パパパヤー
やめてケレ やめてケレ
やめてケーレ ゲバゲバ
やめてケレ やめてケレ
ゲバゲバ パパヤー
ラララ
ランランラン ラララ ゲバゲバー
ランランラン ラララ ゲバゲバー
どうして どうして ゲバゲバ パパヤー
おお神様 神様 助けて パパヤー
助けてー
確か2番がストストで、3番がジコジコ。
もし4番があれば、テロテロ でんな。
ということで、「ひげおやじと子供のポルカ」、、、、、、没。
[00026] アメリカの戦術 投稿者:5番ひげおやじ 2001/09/25 18:04KINGさん、書き込みありがとうございます。
質問に対して私なりに感じていることを書き込んでみます。
確かに今回とられると思われる軍事行動は国際世論と照らし合わせても、一般
国民を巻き添えに出来ないので従来の武器が効力を発揮する機会は少ないでし
ょう。
しかし無意味では無いと思います。
また、巡航ミサイル等は搭載カメラによる映像も届きますので、怒り覚めやら
ぬアメリカ国民にはある種、溜飲を下げる目的で使用されることと思います。
これは郊外にある一般倉庫を狙ってもOKですね。TVのテロップには重要軍
用施設を爆撃とか・・・。1発数千万円するシロモノなのですがブッシュ政権
維持のためなら安いものです。
タリバン対アメリカを想定して考えてみると次の2つの可能性があると思いま
す。
1.タリバンは最も得意とする山岳ゲリラ戦を選択し、都市部を放棄し山間地
に立て篭もる。
2.あえて山岳地を選ばず都市戦を選択する。
3.都市部と山岳地両方に兵力を分散する。
1.を選択した場合は山岳地の地下要塞は従来のミサイル攻撃を無意味にする
ことでしょうし、地の利を得たゲリラ部隊は手強く、攻城戦のような様相にな
るかも知れません。
アメリカは現在交戦中の北部同盟と共同戦線を張り、対峙することになりそう
です。
過去数年に渡りアフガンとの国境を侵攻し、撤退を余儀なくされた旧ソ連の軍
関係者は揃って「アメリカは勝てない」と口を揃えますが果たしてそうかな?
と考えています。
軍の指揮系統が現在のものと旧ソ連では全く違いますし、崩壊を目前にした旧
ソ連軍のモチベーションが高かろうハズはありません。
まずタリバン勢力が撤退した都市部を制圧して前線基地と補給路を(この場合
アフガンの制空権+パキスタンからの陸路)確保して、地の利を得ている北部
同盟が北方のゲリラを、アメリカがパキスタンとの国境山岳のゲリラを叩くと
いう作戦を取りそうです。
周辺諸国との情報の交換を密に行い、地下要塞の正確な位置及び兵力を把握し
ないと大勢の兵士が無駄死にしそうです。
この正確な位置を把握するために既に特殊部隊が諜報活動に入っているかも知
れません。
地下要塞の正確な位置が把握できれば案外簡単かもしれません。
恐らくアメリカは今回のオペレーションを想定し、対地下攻撃用のミサイルの
開発に着手しているものと思います。
湾岸戦争の時には付け刃的に開発したものを使用しましたが・・・これはお粗
末なシロモノでした。
今回はどうでしょうか?多分開発は進んでいると思いますが、前回は砂漠用の
開発でしたが今回は山脈。岩盤を貫通させるほどのものが出来ているかどうか?
いずれにせよ今回こそ巨額を投じた軍事衛星がその威力を発揮することでしょ
う。正確な情報を把握した時点でもはや・・・逃れるスベはありません。
山岳に立て篭もってくれれば楽な戦闘となります。
民間人を大量に巻き込まないで済みますし、逆に都市部に残された避難民に援
助を行うことで国際世論は勿論、イスラム社会の賛同も得られます。
2を選択した場合ですが、これは案外厄介です。
市街戦は山岳ゲリラよりも組みやすいと考えがちですが、アメリカは容易に手が
出せません。
兵力の減った山岳部はやはり北部同盟と共同戦線を張り、まず北部の国境の山岳
を制圧するでしょう。
都市部をタリバンが掌握していますので一般市民を楯に取る作戦といえます。
タリバンはアメリカを挑発して都市部にミサイル攻撃させるようにし向けるでし
ょう。
その映像を世界中に配信し、国際世論にはアメリカ非難を、イスラム社会には聖
戦を呼びかけ、事態はますます悪化しそうです。
大勢の市民が犠牲になる可能性大です。結果は想像以上に悲惨なものとなります。
さりとて山岳の要塞をやすやすと手放すわけにもいきません。
おそらく3を選択するものと思います。
この場合やはり山岳地方から攻めて行くことになりそうですが、北部はともかく
パキスタンとの国境山岳は補給路もままなりません。
制空権を獲るために都市部にある対空基地をピンポイントでミサイル攻撃するで
しょう。
この時に配信される報道は2通りですね。
施設のみを完璧に爆破したというアメリカ側と、一般市民がこのように傷ついた
というタリバン側の報道です。
どちらが正しいのか?あるいはどちらも正しくない情報を流すでしょう。
いずれにしても地上軍の投入は慎重にせざるを得ませんし、現状では不可能でし
ょう。
長々と書き込んでしまいましたが、最後に笑うのはアフガンの国民であって欲し
いと望みます。
比較的犠牲者も出さず、タリバン政権がもう少し緩やかなイスラム政権になり、
アメリカをはじめ多くの国から救援物資が届くような結末になると良いのですが。
現状を考えると難しいことですね。
現時点では軍事産業関係者はウハウハだと思います。
既に笑いが止まらない状況だと思いますよ。
>「これでライバルが減った。出世が早くなる。」とおっしゃった強者がいまし
>た。ここまでポジティブに思考出来れば、生きるのも楽でしょうねぇ。
・・・凄い強者がいたものです。
私も生きるのは楽だと思います。だって・・・クレイジーですもの。
精神構造が少し歪んでいるとしか思えません(笑)。
こんな方に出世していただいては困ります。多くの方に不幸をもたらしそうで
恐いです。
さて、ノーブル・イーグルOPですが今一知名度が薄いというか、認知度が低い
です。
このへんでタイトルを変えたいのですが・・・。何かいいタイトルありませんで
しょうか?
[00025] ずりゅずりゅ 投稿者:KING 2001/09/24 06:44 質問です。
対テロに於いて、従来の武器(戦闘機、戦艦等)が無意味であることが白日の下に
さらされた今、アメリカはどう戦うのでしょうか?
不謹慎を承知であえて聞きますが、最後に笑うのは誰なのでしょう。
センタービルで難を逃れた人のインタビューで
「これでライバルが減った。出世が早くなる。」とおっしゃった強者がいました。
ここまでポジティブに思考出来れば、生きるのも楽でしょうねぇ。
日本も不景気が続くと、右傾化が進み、ゲッペルスもたくさん出てくるでしょうし
アメリカもベトナムの轍は踏めないし、そうなるとMD構想推進で利益を得る人々
となりますが、どんなもんでしょう?
私の浅い知識じゃこの辺で、思考停止状態です。
[00024] 今後の展開 投稿者:5番ひげおやじ 2001/09/22 10:36昨日ブッシュ大統領は議会で異例とも言える演説を行っています。
印象的だった文言を少し記しておきます。
「世界は今、我々に協力し正義を支持するのか、それともテロ側につくのか
態度を明らかにするべきだ。」
「テロリスト達はアラーの名を借りて暴挙を働いている。彼等はイスラムを
もハイジャックしようとしている。」
文字通りこれから起こりうる軍事行動の対象はイスラム諸国でなくテロ組織
なのだということを鮮明に打ち出した言葉と言える。
スタンディングオベーションが数度に渡り繰り返され、親父譲りの演説下手
の名誉を挽回するが如く満場の拍手を浴びていた。
この度アメリカが行うと予測される作戦のキーパーソンは?
パキスタンとイランと見ている。それとタジキスタン・ウズヘキスタンあたり
の北部同盟だろう。
パキスタンは先日のアフガンとの交渉に始まり、今後も国内情勢を調整しつつ
アメリカを駐屯させることも辞さないと思うが国民感情はもはや危ないところ
にきている。
各地で反米デモが繰り返され、アメリカ支持を表明しているムシャラフ政権は
指導力を失ってしまうかも知れない事態だ。
一方逆サイドの隣国イランだがアメリカからはテロ支援国の烙印を押されてい
るがタリバンとは敵対関係にある。
今回もテロに対して糾弾する声明を発表している。
昨日のスピーチで上記に抜粋したものは、おそらく多くのイスラム国家をター
ゲットにした内容だと思うが、中でもイランに協力して欲しいという願いが込め
られているものと感じた。
実質的なイランの協力として、現行の国境封鎖の続行、情報の提供が考えられる。
さすがにアメリカ軍の駐屯は無理だろうし考えもしていないと思う。
それに対し表面上の協力として、アメリカ支持を鮮明に表明することだ。
これだけでもタリバンへの牽制力とイスラム他国に与える影響は絶大だ。
「タリバンはイスラムの教えにあらず、イスラム法を自分達の道具に使っている」
もしイランがこの一言を声明したら(「もし」です)多くのアフガン・パキスタ
ン国民を救うと思う。
今となるとイスラム国家の雄、サウジとインドネシアの協力を取り付けたのが
大きな布石になっている。
一方北部同盟だが先日タリバンにより司令官を暗殺されている。
指導者を欠いて全勢力をまとめ上げるカリスマは現在存在しないと聞くが、アメ
リカがバックアップし共同作戦を取ることにより組織は息を吹き返すだろう。
特に国境付近の山岳戦が予想されるため、地域を知り抜いた組織と共同で作戦を
とれることは大きなプラス要因だ。
日本は軍事的な貢献を主に国内で論じているが、外交の場で活躍のチャンスが大
いにあったのでは?と今更ながらに感じてしまう。
例えばインドネシアなど良い例だ。メガワティ大統領は苦渋の表情でアメリカ
支持を表明していたが、この時に日本からのアプローチがもっと加わっていれば
表情に変化が出ていたかも知れない。
日本はアメリカからのパスを待っているだけでなく、自ら動きスペースをつくる
努力をして欲しい。
とはいうものの、動きすぎて過剰な期待をさせてしまうのも考え物だが・・・。
インドネシアとの折衝は両国の友好関係を考えると、日本にとって絶好のゴール
前のこぼれ玉だったと思う。
だが今後もこのようなチャンスは回ってくるだろう。
トルコが更に協力しやすくなるように働きかけるも良し、イランから金星をもぎ
取る努力もムダでは無いはずだ。
今回の外交の中で、パキスタンへの経済援助再開をいち早く表明したのはナイス
プレーだったと思うが、パキスタン国内で今後惨事が起こらないように引き続き
フォローをしていかなければならないだろうし万が一、不幸にして内戦状態に陥
った時には知らん顔は出来ないと思う。アフターケアを含めて援助すべきだ。
人的な援助はもちろんだが物資的な援助は豊富にして欲しいし、確実に国民へ配給
されるように監視も怠ってはならない。
軍事援助に比べたら何十分の一という予算で可能なはずだ。
タリバンはアフガンの国土9割を掌握しているが、その体制を支持している国民
は意外と少なく5%程度と聞く。
タリバン発祥の地パキスタンの方が支持派は多いのだ。
アフガンは25年に上る内戦に国は疲弊し、国民の大半はもはや安住のみを望み
タリバンだろうがアメリカだろうが平和をもたらしてくれるのであればどちらで
も構わないというのが切実な希望だろう。
そしてもうすぐ冬を迎え多くの子供達が大量に死ぬ季節が迫っている。
昨年は100万人の子供が凍死したと聞く。
子を持つ親として何とも切ない情報だ。
飢えた国民が戦火に晒されることなく、テロ集団だけに制裁を与える方法は無い
ものだろうか?
タリバンの切り札「イスラム国家に向けての聖戦の呼びかけ」を無意味にするべ
く外交を今後展開しつつ、開戦の準備を整えているのが現状だと思う。
タリバンの呼びかけに応じ聖戦に参加をするのがイラク程度であればまだしも、
我も我もと多くのイスラム国家も宣戦を布告してきたらもはや泥沼状態は避けら
れない。
アメリカは現在外交をフルに行い、一方で艦船を着々と中東方面に送り続けてい
る。
万が一の泥沼化を安易に想定せずに、ねばり強く外交を行う一方、作戦立案を完
璧に整え、罪無き民間人への被害を最小限に押さえるべく慎重さを望むところだ。
[00023] 事態は動いています。 投稿者:5番ひげおやじ 2001/09/21 00:15そっくすさん書き込みありがとうございます。
日本人の物造りに関する技術は世界に誇れるものと思います。
あと、マイスター制度が発達しているドイツも良いですね。
ドイツの車は相変わらず世界中で人気を保っています。←ちと脱線。
さて、こうしている間に事態は動いています。
後々の記録のために昨夜からの動きを記載しておきます。
昨夜、パキスタンのムシャラフ大統領が声明を発表しました。
内容を要約するとアメリカのターゲットはビンラディンであり、イスラム社会
に対するものではない。他のイスラム諸国もアメリカのテロ報復を容認してい
る。ここで方向を間違えるとパキスタン存亡の危機。どうかアメリカの申し出
を聞き入れる事への理解を求める・・・という内容でした。
長い長い演説の中に苦渋に満ちた選択をせざるを得ない苦しい立場を感じ取れ
ました。
ホワイトハウスはこの演説を歓迎しているようです。
又、アフガニスタンでは聖職者会議(国の方向付けの決定機関のようです)
が行われ代表声明として2つの事を明言しています。
1.ビンラディンを出国するように勧告する。
2.もしアフガニスタン(タリバンを含む)に対して攻撃を加え場合、イスラ
ム社会に対して聖戦を呼びかける。
というものです。
この声明に対しタリバンは従う旨の発表をしています。
さて、今頃アメリカではこの声明に対して検討会議を行っている最中でしょう。
とりあえずボールはパキスタンからアフガン聖職者会議へ、そこからタリバンを
経由してアメリカへ返されました。
一体どのような行動に出るのか。今後を大きく左右する局面に来ています。
多分明朝までにはアメリカは何らかの声明を出すと思います。
私はこの申し出はアメリカは聞き入れないのではないかと感じています。
正直なところ、ふざけるな!と言ったところでしょう。
昨日もアフガニスタンから「我々には交渉の用意がある」との申し出に対して
アメリカは「必要なのは交渉でなく行動だ」と強く突っぱねています。
聖職者会議で決定されたようにビンラディンの身柄を出国させるとして、いつ?
どこへ?どのような形で?など不確定要素が多すぎます。
それらの不確定な要素を一つ一つ討議している時間は持ち合わせていないと思う。
↑やっぱり・・・今ラジオでこの声明に対する反応が伝えられました。
ビンラディンに出国を勧告する程度では不十分だそうです。
今後の大統領声明が気になります。
日本の動きはどうやら立法の改正を行い、自衛隊の後方支援を可能にするよう
です。
これに対しては中国や韓国との意見のすりあわせは進んでいるのかな?
自国の憲法ながら周辺各国とのすりあわせをしないと今後過剰な反日感情を煽る
結果になりはしないかと心配です。
自民党以外の与党が提案しているように、時限立法で行う方が現状に合っている
と思います。
時限立法による改正なのか否か、もしくは改正の必要なしなど。
この件は皆さんそれぞれ意見が異なるところだと思います。
そんな中、明朝横浜港から空母キティホークがいよいよ出航するようです。
行き先はおそらくアラビア海パキスタン沖でしょう。艦載機75機を満載して
出航です。
アメリカとアフガン政府との間で、国際世論を左右する声明の応酬の中、中東
方面にぞくぞくと集結する最強の部隊。
事態は緊張度を増しています。
[00022] あ、そうだ。 投稿者:そっくす 2001/09/20 19:00我が家の父は昔現場監督をやっており、今でもビルメンテナンスを仕事としておる
のですが(主に清掃が中心で建築はあまりやってないようです。)
「日本のビルはあんな倒れ方はしない!設計の時点でアメリカと日本では違うから
一概には言えないとしても、日本の技術は世界一だと思う」
といっておりました。
日本人は物つくりに関しては世界一でしょう。色んなジャンルで日本人の技術力は
評価されてますし。思うに日本人の性格、こつこつ真面目に正確に、といった部分
が多分に影響しているのでは?もちろん器用さもありますが。
そういった意味で、「ものつくり大学」は悪くないと思いますが、舞台背景に問題
があったかなぁ・・・。
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