∇∇∇鬼平犯科帳∇∇∇美しき義理人情の世界

巨大なサブリミナル効果ですか、確かに鬼平ファンを
ビデオ屋に走らせる効果は十二分にあったのではないで
しょうか。

佐島さん同様重要な役回りとして酒井同心がいますが
僕は最近の勝野さんよりも篠田二郎さんのほうが好きです。
あと、うさぎも代わりの考えられない役になってますね。
なんていろいろ思い出してたら、五鉄のシャモ鍋が食べたく
なってきました。もう鍋のおいしい季節ですもんね。

気付いたらお二方のカキコがありました。
ほとんど瀕死状態（２週間ほどカキコ０）だったので、
生き返ったような気分です。

＞Minekichiさん
寝本を毎晩、しかも鬼平ですか？
睡眠不足は間違いないでしょう。
池波先生の本って１日前に読んだ内容を次の日にもう一回読んでも、
全然飽きないんですよね。
先のことが分かっていても、何度読んでも面白いです。
言葉だと説明しづらいのですが、そこが池波文学の真骨頂なのでしょう。
私もまだ池波開館には行っておりませんが、
ぜひ一度は行きたいと思っております。

＞すえいどんさん
佐嶋忠介あっての長谷川平蔵。
これは平蔵自身が実際にもらしてました。
同様に高橋さんあっての中村吉右衛門。
佐嶋忠介の人事問題、これは非常に大きな意味を持つことでしょう。

私も鬼平が再開した時は思わず飛び上がってしまったほどです。
なにせゴールデンタイムに堂々の復活でしたからね。
打ち切られたときは泣きそうになりました。
巨大なサブリミナル効果とはこのようなことなのでしょうか？
その後はレンタルショップに通う毎日です。

鬼平好きですね〜。何ヶ月か前せっかく始まったと思ったら
1月ほどで終わってしまったのはいやだったなー。今の
旗本退屈男は見る気がしません。

ところで高橋さん亡き後の佐嶋忠助は誰がなるべきでしょう？

剣客商売を読破し、また鬼平が読みたくなって１巻から
寝酒ならぬ寝本を毎晩やってます。おかげで寝るのが
遅くなってしまっています。そういえば00012にある
台東区の池波正太郎記念文庫に行った方っていらっしゃいます？
もしよかったら感想教えてください。私も機会があったら１度は
行ってみたいとおもっているので。よろしく〜♪

＞びあっりさん
人気のないスレに気を使って頂いてどーもです。

辰蔵が物語に出始めた頃は、ダメ息子の典型でした。
それこそ悪友の阿部何某と遊びほうけてましたし。
でもその後はどうしたことか、
念流の坪井主水道場の四天王と呼ばれるまでに上達してるんですよね。
そして平蔵を助けることもしばしばありましたし。

平蔵の若い頃も辰蔵のようなガキンチョだったそうですし、
むしろそういった環境で育ったからこそ、
人間の魅力が生生しいほど出てくるのではないでしょうか？

＞tiro-b4さん
レスがなかったので、鬼平にハマってたのかと思いました（笑）
お仕事ご苦労様です。

私はまた「真田太平記」を読み始めました。
池波作品のデビュー戦が真田太平記でもあり、
かれこれ７，８年経っています。
まだ３巻目なのですが、
ちょっと気付いたことがありました。

世に謳われている池波三大作品とは
「鬼平」「剣客」「梅安」のことを指しますが、
真田太平記って１２巻の長編なのに、
三大作品の一歩下に位置付けられているんですよね。
その三大作品に共通するのが、江戸時代であること。
武士の力が衰えてきた頃ですね。
ですから戦のかわりに盗賊や仕掛人がはびこる世の中となっていき、
人間という生き物の本来の姿を池波先生が
ここぞとばかりに描いたんではないでしょうか？
もちろん真田太平記にも人間描写がふんだんに取り込まれているのですが、
どうしても戦国時代であるがゆえにシリアスな部分も出てきてしまいます。
そこが三大作品には及ばないところなのでは？と勝手に解釈し始めました。

本日、浅草に待望の「池波正太郎記念文庫」開館です！！！

台東区の生涯学習センター内にできたそうです。
蔵書10,000冊、13,000枚以上の自筆原稿、
380枚の自作絵画を収蔵してるとのこと。
しかもその量が膨大すぎて一挙に展示できないらしいです。
うーん、嬉しい悲鳴ですね。

＞tiro-b4さん
カキコどーもです。
ありがとうございます。
鬼平以外を全て読まれたんですか？
最後に鬼平をとって置くとは相当な池波フリークですね。

確かに池波先生の料理の描写は素晴らしいですよね。
質素な素材をホント生き生きと描かれて、本当に食欲そそぎます。
熱々の味噌汁だけでご飯を３杯もおかわりもできるぐらいですしね（笑）
個人的には刻みネギをたっぷりと入れた炒り卵や、
牛蒡をふんだんに入れた軍鶏鍋の描写が大好きです。

もしよろしかったらtiro-b4さんも↑の記念館にお出でになってはいかがですか？
なお、詳しい記事は本日の毎日新聞の朝刊に載っていました。

ここは池波先生のコーナー？？？
鬼平以外はほとんどすべて読みました。
特に剣客商売最高です。あんな老人になりたい。
それに料理の描写は、すばらしい。
「闇の狩人」や「雲霧仁左衛門」も短編でいいですね。

カキコが〜〜〜！
ほとんど死にかけていたスレッドを恐る恐る開いてみると、
なんとなんと一筋の光明が！

＞ようさん
いやいやホント感謝感激であります。
私は伊庭八郎が主役の本はまだ読んでいませんが、
確か西南戦争を描いた「その男」（全３巻）で、
準主役クラスで登場していたような気がします。

ぜひぜひ鬼平読んでください。
私はつい先ごろ「雲霧仁左衛門」を読んだのですが、
これまた最高の一品でありました。
内容はスーパー盗賊一味を火付盗賊改方（鬼平の５０年ぐらい前の時代）が
追い詰めるといった鬼平と似たような作品ですが、
見張り所で精神的に追い詰められる同心の姿や、
巧妙なまでに描かれたスリリングな尾行シーン、
完璧なまでの盗賊のつなぎと人間であるがゆえの失敗などが
ホント細かく描写されています。
なにせ一つの盗賊との戦いで上下巻合わせて１０００ページ越えてますからね。
鬼平の特別長編でも大体１冊止まりだから、
そのボリュームが全てを表していると思います。

すげーBBSだー。
最高でーす。気づかなかった・・・・・・。

僕も5年くらい前の劇場版鬼平を見に行きました。
当時中2。
まわりがみんなお年寄ばかりで岩下志麻のベッドシーンとかあるし
キツかったです（笑）

池波先生では伊庭八郎とか永倉新八が主役の本が好きでした。
「鬼平」も近いうち読みます。

＞JC14さん
私もジプシーキングスに惹かれたました。
きっかけは鬼平を見てからです。
とは言ってもビデオを見始めたのは１ヶ月ぐらい前から。

その後、思わず「グレイテストヒッツ」を借りてしまいました。
ギプシーキングス自体、お恥ずかしいながら名前しか知らなかったのですが、
聴いたことのある曲のオンパレードでした。
残念ながら鬼平のエンディング曲、
インスピレーションは収録されていなかったのですが、
哀愁漂う美しき名曲を秋までにはゲットしたいものです・・・。

選んだ人のセンス最高でしょ。なにゆえにジプシーキングスかと思ったが最高に合
ってる。悲しげな曲調は今の季節の夕方に聞くと、より心に響く。でもボラーレと
かも好きよ。昨シーズンのエスパニョーラのプロモで流れていたのはバンボレオ。
つながってる...。

＞びあっりさん
ご指摘の通り「長」じゃなくて「帳」ですよね（笑）
今まで気付かなかったなんて池波先生になんとお詫びしていいことか。

私は鬼平の文庫本は読破したのですが、
つい最近からビデオを第一シリーズから見始めました。
うさチュウこと尾美としのり、いいですよね。
おどおどした時のリアクションが最高です。
あと伊三次こと三浦何某の走り方は思わず唸ってしまうほど。

なお私は筆頭与力の佐嶋忠介が大好きであります。

やっぱ忠吾でしょ、うさチュウ。
ココ、カキコすると長くなっちゃうんで改めて伺います。

池波先生は、中村吉右衛門、松本幸四郎の父先代松本幸四郎をモデルに鬼平を書い
たそうです。前はテレビで本人がやってたもんねぇ。

あと、「鬼平犯科長」の「長」は「帳」じゃないでしょうか？

＞チョビさん
カキコどーもです。
というか、救われた思いさえ感じております。

で、池波文学についてですが、
もちろん時代小説の大御所であり、
時代的には主に徳川政権時代の作品が多いですね。
義理人情がベースとなっており、
テーマ的には武士の苦悶や盗賊にスポットを当てたもの、
隠密活動に従事する者（密偵、忍者、暗殺者など）などが多いかな。

一般に言われている池波三代文学は、
①鬼平犯科長
②剣客商売
③仕掛人・藤枝梅安
です。
池波文学を読み始めるなら、
このいずれかから当たるのが正攻法と言えるでしょう。
ちなみに私が最初に池波先生と出合った作品は「真田太平記」（全１２巻）です。

ついにこんなところまで「平蔵」を浸透させようとしているとは・・・。
まさに自己満足の極みですな（笑）
ぜひ熱く語ってください。

ここで質問なんですが、そろそろ自分も
池波文学を読もうかなと少しずつ思い始めているんですが
その場合まず何から手を出せばいいのでしょうか？