映画部屋

独特の個性であくの強い名演技を続けたアンソニー・クイン氏が亡くなったようで
すね。
「革命児サパタ」や「炎の人ゴッホ」などの出演作で２度のアカデミー助演賞を
獲得した名助演男優でした。
特にフェデリコ・フェリーニの「道」で演じた大道芸人役はホントにあたり役で涙
を誘いましたね。
１９１５年生まれとのことなので・・・８６歳ですか。
ご冥福をお祈りします。
今週末はローマのスクデットの前に彼の作品にひたろうかなぁ。

私もmariamazzaさん同様Ｍ・ダグラス　パートの詰めの甘さは
ぬるく感じましたね。
ただこれは「麻薬はいけない」「家庭を守る父親」というプロパガンダを必要とす
るハリウッド的映画作りが色濃く出たためと理解しています。
（原作や脚本がどうなってたかはちょっとわかりませんが）
全体的にはアクションや細かい説明を抜きにして編集と演出のみで絡み合う
ストーリーをわかりやすく進めていったＳ・ソダバーグの手腕に感服しました。

C・Z・ジョーンズは見事な普通の金持ちのおばさん（？）になりきってましたね。
今までの出演映画ではどうしても美貌を売りにした感があったので
この映画で一皮むけるのではないかと思います。
それとも実はあれが彼女の素なのかな？（＾o＾）

こんなにC・Z・ジョーンズ好きが日本にいるとは思わなかったわ。
やっぱりＣＭの影響なんでしょうか。

私もTrafficを最初見たときに、
「え、ちょっと太りすぎだし、美人っていう雰囲気がくずれちゃった？」
と彼女のことを見ていたのですが、家庭を守る勇敢な母親という役柄を考え
れば、あれくらい体格がよく、妊婦でありながらも昼間っからワインをのむ
あたりなんてかっこよかったなって思っています。
だいたい妊婦なんてあんなふうに普通太るわけで、本当の妊婦で体当たり
し、それが故に子供がいるシチュエーションまで脚本を変えてしまう彼女の
意気込みはなかなかです。
どの角度から見ても、誰が見ても美人な役ばかりやっていた頃よりずっとよ
いのでは？

唇と言えばデル・トロの唇、いいわー。

遅ればせながら、観てまいりました。

2時間半近くと長いのですが　冗漫にならず最後まで見せる編集は
流石　受賞作。
テーマがテーマだけにスカッと爽やかな結論を期待する向きには
消化不良ととられるかもしれませんが　わたくしは気に入りました。

ただ、M・ダグラスをメインとした挿話の結末はちょっと大甘で
かなり　作品全体のトーンを乱していた気がします。

ベネチオ・デル・トロの絡む話の場面が一番良かったかも。
美味しい役を貰ったね、という印象です（笑）

C・Z・ジョーンズは　最初出てきたときに　一瞬わからなかったくらい
ホントに　妊婦で　有閑マダムどうしのLunchを楽しむ　立派な体格　
全体に輝きのない凡庸なヘアメイク・・・。
いつもの　猫科の動物のような引き締まったSexyさはどうしちゃったの？
と　慌てましたが　話がすすむにつれ　そこはそれ、キャサリンらしさが
ジワジワと出てくるので　ファンの方、ご安心あれ（笑）

>52
レイフ・ファインズではございませんか？
「オスカーとルシンダ」「イングリッシュ・ペイシェント」
「Baby　of　Macon」などに出演の。

今、「テンペスト」で来日中のRSC（ロイヤル・シェイクスピア劇団）出身の
本格派。
去年の10月、赤坂で　アルメイダ劇場の引越し公演（見逃しました、涙）
が行なわれた時来日してましたよね♪

トマス・キニーリーの小説も読んだけど、○が出た映画はこれ以後見てません…。
しかしプワシュフ所長、アーモン・ゲート役の俳優はかなりイケてた。名前なんて
いうんかな？

って、やたらと男性ファンが多い気がします（って、わたくしの回りだけかしら）
「かっこいい」らしいのです。
わからないでもないですけどね（笑）

＞５０
みきさん、こんにちは。そうなのです。
裏ローマスレか？と思うほど（他のチームサポの方々失礼！）かぶってますよね。
「マスク・オブ・ゾロ」って　映画としての出来はともかくとして
出演俳優の豪華さで　何だか　観させられてしまった・・・という（笑）。
「Traffic」も近々観にいく予定ですので　唇に注目して見ますね。
＞４９
「ファーゴ」あの　鄙びた空気がいいですよね。
他に「市民ケーン」、「バグダッド・カフェ」「パリ、テキサス」
「カイロの紫の薔薇」は好きでした・・・。

あ、知り合いがいらっしゃる。ローマな方々♪
ここでは初めまして！
キャサリン・ゼタ・ジョーンズは
「マスク・オブ・ゾロ」の時より、
「トラフイック」ではさらに熟れています。
唇の形などはまるで絵に描いたようで、惚れ惚れ。
男女問わず、色香のある人が好きなので、誤解しないで。（笑）

また、ニコラス・ケイジの「月の輝く夜に」は
メトロポリタン歌劇場？（違うかな）の噴水の前での待ち合わせ
場面が印象的。２人ともメ一杯お洒落して微笑ましい。

僕は基本的に古い映画が好きなんですが、最近（といってもやや古いかもしれませ
んが）気に入ってるのがジム・ジャームッシュとコーエン兄弟です。
「ファーゴ」はすごい好きです。アメリカの地方の田舎臭さみたいなのが
役者の会話でうまく演出してる感じが出てて面白いです。
「ビッグ・リボウスキ」も大好き。主人公のキャラに愛着が湧きます。ジーザスの
玉磨きは必見ですね。

最近のじゃないですけど、好きなのを適当に挙げると
「ジーザス・クライスト・スーパースター」「イージーライダー」「市民ケーン」
「タンゴ」「バグダッド・カフェ」「イル・ポスティーノ」「パリ・テキサス」
「カイロの紫の薔薇」「エル・トポ」などです。

ニコラス・ケイジも好き。パチンコのコマーシャルいいね

基本的に「ニコラス・ケイジ」は好きやないんやけど
『ワイルド　アット　ハート』
は良かったと思う。
でも、蛇皮のジャケットは似合ってなかったな〜(笑)
「ウィレム・デフォー」は歴史に残るくらい“悪い顔”“悪い男”やった(爆)
鼻が折れてるラストシーンは色んな意味でおもろかった。

４５でニコラス・ケイジが叔父のF・コッポラの作品に出てないのでは
と書きましたが、調べてみますと出てますね。
「ランブル　フィッシュ」（８３年）と「コットンクラブ」（８５年）
ともにちょい役で。
なんでも思いつきで書くものじゃありませんね。すみません。

＞４６
「ワイルド　アット　ハート」は良かったですよね。
過激な恋愛劇に御伽噺を取り入れてＤ・リンチの世界感があふれてますね。
そして彼が歌う「Love　Me Tender」・・・かっちょええ〜。
でもあの映画Ｗ・デフォーの印象強すぎ！！

人気ですね、ニコラス・ケイジ。
印象的だったのは　シェールと共演した　「月の輝く夜に」
美しく装った彼女をエスコートする熱い視線がイタリア男らしくて良かったです
（笑）
あと、「Wild　at　Heart」とか。
デヴィッド・リンチの世界でかなり　イッている演技を披露。
蛇革のジャケットが似合ってましたね。

Robert　Carlyle、
「The　Full　Monty」「Trainspotting」「Face」と、
わたくしの観たものも　ほぼ皆様と共通ですが　いい役者ですよね。

＞３６
「Dancer　in　the　Dark」
Bjork好きには堪らない映画。脇も、工場労働者には　どうしても見えない
カトリーヌ・ドヌーブなど、豪華。
設定が　他に道がない絶対の悲劇なので　却って　Operaや歌舞伎の世話物のように
純粋に　演技と演出を楽しんでみました。
列車の上のミュージカルシーンは　手持ちカメラのブレが
確かに乗り物酔い気分にさせますね。

ニコラス・ケイジはかのフランシス・フォード・コッポラの
甥っ子です。
ただ彼がコッポラ作品に顔を出している記憶がないので
そのおかげで有名になったというわけではないと思いますが。

って有名な監督の甥っこだったって知ってました？？
といいながら、その人の名前忘れてしまった・・・。
今度調べておきます。

ニコラスのだと俺は「ザ・ロック」が一番良かった気がする。
「マイフレンドメモリー」ってマコ−レ・カルキンの弟が
出てるヤツだよね？
俺としては「マイフレンドフォーエバー」の方がいいです。
ブラッド・レンフロ！
覚せい剤なんかに頼るんじゃない！！
君はいい役者だぞっ！！！

ニコラス・ケイジの「天使のくれた時間」もなかなかよかったよ〜。
笑いあり最後はちょびっと泣けたな〜。
＞３３
俺は「マイフレンドメモリー」の方が好き！思い出すだけで泣けてくるぜ〜
「タイタンズを忘れない」見た人いる？見に行こうか迷ってるけどどうなの？

みなさん結構ニコラス・ケイジ好きという方多いですね。
すでにトップスターで最近の映画に関しては言わずもがなの作品が多いので
ちょっと古い作品の紹介。
アラン・パーカー監督の「バーディ」。（うっ、年代忘れてしまった・・・）
確か８０年代の作品で主役ではないですが彼が準主役で出ています。
役柄は高校生（から卒業すぐ）でめっちゃ若いです。髪の毛もふさふさ。
演技は少し大げさで見てるとちょっとこっちが恥ずかしくなるくらいですが
映画の内容はストーリーがよく、テンポよくとれており（現在と過去が
交錯しながら進む展開は「市民ケーン」以来定番ですな）
若き日のＮ・ケイジを楽しみながら映画自体も楽しめると思います。
ちなみにアクションとかではなく青春物です。
おひまがある方は是非見てみてください。
ラストは「あっ」と思いますよ。