サンドロ・カルドゾ・ドス・サントス！

ってなわけで今年もやってまいりました
「レアル・マドリーの監督の首をギロチン台に乗せよう祭」。

過去２年に比べれば、今年の監督の首はまだ健康に繋がっているようです
が、ここで負ければ「オイオイマジカヨカペロヤッパダメダナソロソロツギ
ノヒトサガシテコヨウ」なんて議論が出始めること請け合いの、ペリコにと
ってはおいしいことこの上ないイベントなんですよこれわ。

ルフェテが故障で出場が微妙、リエラが出場停止、フレドソンも怪我、ジョ
ナタスに至っては父親の誘拐でブラジル帰国中、と、決して万全ではないの
ですけれども、さあさ、２ヶ月前はこっちの監督の首が千切れかかってたこ
となんか棚に置いといて、これから名将の首を討ち取りに行こうぞ！

モンジュイックでのセビージャに続き、ビセンテ・カルデロンでアトレチコ
を撃破！シーズン当初の不調っぷりが嘘のような、リーガ１０戦負けなしで
上位も狙えるところまでやってきました。
この好調の原因は、
１、ルイス・ガルシア、パンディアーニ、タムードのアタッカー陣の調子が
上がってきている。
２、ようやくスタメンが固定されてきた。
の２点にあるように思います。

タムードが調子上げてくるのはいつものことだから予測の範囲内だけれど、
ルイガルが目を覆いたくなるようなスランプから脱出できたのは大きかった
と思う。
んでもって、最近のスタメンは、
　　　　　　　　　タムード
　　　　　　　ルイガル
　リエラ　　　　　ハゲ　　　　　ルフェテ
　　　　　　　　　モイセス
チカ　　　　　　　　　　　　　　　　サバレタ
　　　　　　ハルケ　　トレホン　　
　　　　　　　　　カメニ
で、大体固定されてきた感じ。
数多く仕入れた新戦力で、使えているのがリエラ、ルフェテだけということ
を考えれば残念ですけど、チカ、モイセスの成長はかなり大きいはず。
とは言っても、シーズン６位で終えた２年前のシーズンの信頼感を思えばま
だまだ不安定に感じます。
さて、次節はいよいよマドリ戦。それこそ２年前は勝てる確信があったけれ
ど、今年はそう簡単にいかないでしょう。負けなし記録を延長できれば、そ
れで充分なんじゃない？

ＵＥＦＡカップグループリーグ第四節
アヤックス０−２エスパニョール

なんと・・・。

正直勝てるとは思わなんだ。

英雄はゴルカ。

勇者はパンディアーニ。

夢物語は一体何処まで。

ひとまずおいのりをして冒険の書に記録しませう。

１１／３０　ぺりこ　ＵＥＦＡカップグループリーグ　首位突破ほぼ確定。

ペリコ・ニッポンが置いてくれているタムードの１００ゴール集を見てみた
んですが、まぁ、ゴールだけの映像なんで当然っちゃあ当然なんですが、そ
れにしても改めてカピタンの偉大さを思い知りました。だってスゴいんです
もん。途中からＰＫ特集みたくなってくるけど、序盤はゴラッソばっかりの
映像なのかな、と思ってしまった程。それぐらい、彼のゴールは熱い。

勿論、リーガ通算１００ゴールなんてのは特別珍しい数字でもないですし、
決定力に関して言えばもっと上のストライカーはごまんといるでしょうし、
カピタンのくせにたまに全然やる気無さそうな時もあるんですけれども、彼
の決めるゴールというのは、どこかしら磨き上げた宝石のような風情があっ
て、そこに職人の魂みたいなのが込められているような気がして、僕は好き
です。

カタラン出身のくせに「カタルーニャ代表？はぁ？何それ？興味ねぇな」と
いう態度をとり、

ＰＫキッカーのくせにマドリ相手の大事な試合でＰＫ失敗→やり直し→また
失敗という大へまをやらかし、

運転免許取得試験では替え玉出してバレる、という恥をさらしてもなお、彼
がエスパニョールの偉大なカピタンであり続けるのは、彼はカタルーニャ代
表以前に、エスパニョールの代表であることを自覚しているから。彼がＰＫ
外した試合はチームが負けないから。そしてなによりエスパニョールのカピ
タンは彼以外に考えられないから。

さあ、段々寒くなってきました。これからタムードの季節ですよ。

スエルテ！グラン・カピタン！！

△△△△△△

現在６連続引分けです。
あはははははは

笑えるもんなら笑ってみな

http://www.rcdespanyol.com/videoPataboom.php


　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　僕は泣きたくなりました。

なんつって悠長なこと言ってられなくなってきた昨今。確かにＵＥＦＡ杯は
なんとかグループリーグに滑り込みましたが、まだまだ残り４０＋ＣＬ組８
チームがいるわけで、Ｅ☆Ｃポイント配当試合に含まれる３２強に入れば恩
の字。それ以上進もうものなら逆にリーガが最後まで持たないこと請け合
い。ヤバいヤバいと言いながら今度こそ本当に勝たなきゃヤバい状況での次
節オサスナ戦のスタメン予想を、イトがまた怪我したという誰も大して気に
も留めないニュースにさらっと触れながらしてみます。

　　　　　　　　　　　　　　タムード
　　　　　　　　　　　　　　　　　ルイガル　　　
　　　　　　　　　　デラペーニャ　　　　　　　　　ルフェテ
　　　　　　　　　　　　ジョナタス　　サバレタ
　　　　　　　チカ　　　　　　　　　　　　　セルヒオ・サンチェス
　　　　　　　　　　　　　ハルケ　　ラクルス
　　　　　　　　　　　　　　　　カメニ　　　　

代表選手を３人も抱えるエスパニョールだからしてここはキッチリ勝てるだ
ろうと思ったらさもあらず。今のペリコに「キッチリ」なんて言葉は存在し
ないのです。んなわけで間違いなく苦戦するであろうこの試合、左ラテラル
には赤丸急上昇中のチカに入ってもらって、セントラルにはハルケ大明神
（ご利益無し）と昨日試合に出なかったラクルス。右はとりあえずのセルさ
ん。ピボッテで開眼しかけてるサバレタに、ジョナタスとイヴァンで中盤を
構成させてみましょうか。ジョナタス＆イヴァンの共存はかなり賭けです
が、上手くいけば今後非常に大きな武器となってくれるでしょう。ＦＷは多
分かなり疲れているルイガルにそれでも頑張ってもらって、右ルフェテ中カ
ピタンで勝負！交代はルフェテ→ライフル兄さん、イヴァン→コロ（リエラ
は出場停止）、サバレタ→フレドソンで。

・・・あれ、スタメンどころか交代まで予想してしまいました。しかも無意
識のうちに「リードされてる場合の交代」で・・・。まーいいや、どうせ当
たらないんでしょうからね。

今節のセルタ戦の直前に、ポチェの引退セレモニーがモンジュイックで行わ
れました。

正直、この日にすると知ったとき、僕は「なんで選りに依ってセルタ戦なん
だ。自分の引退セレモニーの日に負け試合なんてポチェも観たくないだろう
に・・・。」と思いました。それぐらい今のエスパニョールにとっては、セ
ルタは強敵でしたし、勝てる要素の少ない試合だったと思います（まぁ、今
ならどことやっても勝てる自信なんかありゃしませんが）。

実際、モンジュイックでの試合だというのに序盤、中盤、終盤と圧倒的なセ
ルタペースで進んだようです。

・・・なんで勝てたんだろう？よくわからない。

モイセスのカベッサ？偶然が偶然を呼んだゴールとしか思えない。芝生にウ
サギの糞が転がっていたから慌ててジャンプしたら、なんかボールが飛んで
きて、必死に避けようとしたけど避け切れずになんとなく頭に当たってゴー
ルに入っちゃった、みたいな。

タムードの折り返しに合わせたジョナタスのゴール？あんなヘロヘロなパス
が通った事自体があまりにも不思議だし、シュートも全然ミートできてなか
った。

カメニの好プレー？思い切りの悪さは相変わらずだったし、セルタの選手が
サッカーのゴールとラグビーのポールとを勘違いしていただけのようだっ
た。

つまり、なんかよくわかんないけど、とにかく勝った。ということ。

だから、僕はこう考えてみることにしました。

「この試合には、ポチェッティーノの魂が乗り移っていたのだ。」と。
だってそう考えれば、次節負けたときの言い訳になるし、
なによりロマンチックじゃないですか。

あ〜勝っちゃったよこれ。

バルサのメンバーが全然揃ってないとかモチベーション低い試合だったとか
そんなん関係ないしー。

勝ちは勝ちだし、いくら注目度が低かろうと２冠は２冠だ。


まあそんなわけでスケジュールギリギリでベラスコ＆ペイショットを獲得で
きたし、ジョナタスは想像以上に良いし、ちょっとテンション上がってきた
ー。

やれやれ、開幕前の「ここなら勝てるだろう」という楽観から一気に不安の
底に叩き落されるところまで、何から何まで去年と一緒じゃないか。それで
も違う点がひとつ。

昨季はそれでも残れる確信はあったけど、今季はまるでそれがない。

この不安感は一体何処から来るのだろうか、と考えてみると、やっぱり、何
故か、「ポチェッティーノの不在」が大きいような気がしてくる。

彼がいたとき、どんな逆境も跳ね返してくれそうな気がしていた。
彼がいない今、どんなチームと戦っても負けそうな気がしている。

まぁ、引退した人のことをうだうだ言っても始まらないので、開幕戦のレビ
ューを軽く書くことにします。

この開幕戦、エスパニョールで一番良かったのは恐らくサバレタ。何回かポ
カがあったものの、その無尽蔵のスタミナでひたすら右サイドでの上下運動
を繰り返し、時にはラクルスより早く戻り、時にはルフェテより速く上がっ
ていっていた。久々に代表に選ばれたことでモチベーションが上がってたの
かもしれない。
左サイドのダビも良かったと思う。同じルフェテという「相棒」がいたサバ
レタに対して、こっちの相棒はイバン。なかなか攻撃参加のし辛い状況で、
それでも時折オーバーラップしては良いクロスをあげていたし、守備面でも
ナスティックの右をほぼ封じ込めていた。それにしても、この人はほんとに
クロスの精度が上がったな〜、と思う。スペイン代表の左サイドバックは層
が厚いけれど、それでもいずれは代表に・・・という希望を抱いてしまう。

ルフェテも右サイドを切り裂きまくってたし、イバンもボールが入れば相変
わらずのパスセンスでナスティック守備陣に恐怖を与えていた。じゃあなぜ
勝てなかったというと・・・たぶんセンターラインの出来が悪すぎた。
フレドソンとコスタは互いのポジショニングが悪く、連携でもミス連発。昨
季はＭＶＰ級だったルイス・ガルシアもＦＫ以外では見せ場を作れず。パン
ディ兄さんに至っては・・・もはや何も言うまい。

結論としては、サイドは良かったけど中が悪かったということ。エスパニョ
ールというチームは良くも悪くもイバン中心のチームであるからして、中盤
でボール奪取→イバンへ→サイドor前線へ　という展開ができないと一見押
しているように見えても攻撃が単調になりすぎて全然点が入らなくなる。終
盤に入ってのコロホナ投入もほぼ意味を成さなかったのは、強化すべき中盤
のフィルターを逆に薄くしてしまったからだ。・・・とここまで書いてふと
気付く。「あぁ・・・また同じ展開だったのか」

もう飽きたよ。

もう寝よ。

こんな歌を知らないので華麗にスルーですよ



カーサのダービーで昇格組に開幕戦でわざわざ勝ち星プレゼントするやさし
さはきっと24時間テレビより地球を救えますよ。セグンダへゴー！

緑の芝を走り抜けてく真っ赤なクルマ（トラック）

一人よがりよ私気ままに血管切るの

ゴール前では隣のクルマ（プジョー）が

膝こすったと

怒鳴っているからついつい私も大声になる

○○○○○○○○！！


この、○に埋まる言葉を皆さん考えてください。一番面白かった人に
は・・・なんかあげます。

ってなわけで、今日のスタメンは怪我で不在（またかよ〜）のタムードに代
わってパンディ兄さんです。なんかやってくれそうな気がしませんか？
今夜、パンディ兄さんがしでかすことを当てた人には・・・なんかあげま
す。

皆さんの名＆珍回答をお待ち申しております。

もう開幕まで何日もないから、

まともなセントラルがハルケしかいないじゃん！とか言ってらんない。
ダビ・ガルシアまた怪我かよしかも代役サバレタかよとか言ってらんない。
カピタンもまた怪我なのかよパンディ兄さんかよとか言ってらんない。
ラシンはまだデラペーニャにつきまとってんのかよジョナタス、フレドソ
ン、コスタで構成される中盤なんて怖すぎるぞなんて言ってらんない。
グラスホッパーって美味しくない上になんかバッタをジューサーにかけてハ
イどうぞって出されたみたいで気持ち悪くて僕はよう飲まんなんて言ってら
んない。


とにもかくにも、今週末にリーガは開幕する。


ガンバレ〜〜〜！！！

フォワードは全く補強できずにスーペルコパへ突入。
ジョナタスの加入で中盤は厚くなるはずだけど、前線とディフェンスライン
がスカスカな気がするのは僕だけでしょうか・・・。

ま、いいさ。今日、ハルケが全世界にその名を知らしめるはずだから！

元バレンシアのルフェテさんようこそいらっしゃいまし

＞韋駄天ヤルニさん
確かに強奪は言い過ぎた＾＾；
正直言うとウィガン入団してくれた方がいいと思ってました。
昨年の今頃ウィガンはオファー出しても出してもフラレテばかりだった記憶
があるし…。
きっとウィガンの中盤によき力になってくれる人材だと信じてます。
そんな人物だと思ってただけにエスパニョール入団してくれたらなぁ〜
やっぱり中盤の強化につながるだろうとも思ってました。
確かに大枚叩くなら選手引止めも大事ですよね。
この度は縁がなかったってことで＾＾

力強くていいっす。
ラクルスとモハがとりあえずの獲得組ですかね


＞千影さん
双方のチームどちらに入っても期待してたんならウィガンでもいいんじゃないです
か？笑　条件いい方にいくのが当たり前だし強奪ってこともないですよ。
そりゃ来たら嬉しいですけど、３０歳の選手を大金はたいて獲るよりは、現状でも
計算できるイト、フレドソンをきっちり残留させた方が確実だし僕も嬉しいっても
んです。
だいたいペリコの会長ダニエル・サンチェス・リブレさんは交渉ごとが下手で下手
で、でもおかげでタムードがまだ残ってるという、いいんだか悪いんだか分からな
い人なんだから最初から期待してないですよ。

とりあえずセントラル欲しいなぁ

ウィガン、ランツァート獲得へ
ウィガンが提示していたオランダ代表MFデニー・ランツァートに対するウオ
ファーがAZに受け入れられ、個人条項の交渉に入ったと言われている。

http://home.skysports.com/list.asp?
hlid=403144&CPID=8&clid=111&lid=25&title=Dutch+ace+set+for+Latics+tal
ks

ウィガンお金持ち見ただからＡＺが移籍金天秤にかけてウィガンが上だった
のかな…。
双方のチームどちらに入っても期待してた人材でした。

なんだか移籍情報がこんがらがって混乱を極め、まさにカオスと化している
エスパニョール新体制ですが、そんなブラックホールの中から突如飛び出し
た移籍のニュース。「アスレチックのラクルス、エスパニョール移籍」

新監督が以前にアスレチックの指揮をとっていたということもあって、その
ラインから選手が来ないかな〜、とは思ってたんですが（ええ、エスケーロ
の筆頭株主になってるのはそういう思惑だったんですよ　涙）、ここでその
力が発揮されました。パンプローナ出身で、２９歳のラクルスの基本ポジシ
ョンはラテラル・デレーチョ。かなり攻撃力のあるタイプのようです。サバ
レタとポジション争いをするのか、あるいはサバレタはインテリオールで起
用するのか、興味は尽きませんが、とにかくとりあえず、ようこそ〜♪

いきなりタイトルから外れますが、８月、広島にエスパニョールユースが来
るみたいですぜ。
http://www.sportsonline.jp/workres.asp?
contents=2&number=80&team=hfa.home&view=0
お近くの方は是非。



本題。エスパニョールスタジアムあれこれ。

＞サリア以前
当初、あのサグラダ・ファミリアの遊歩道？を使って試合していたなんてい
うお話があります。

＞サリア：Estadi de Sarria
41000人収容
1923-1997までの本拠地。財政難の為現本拠地モンジュイックに猛烈な反対の
中移転。爆破解体され跡地はマンションになっている。愛称ペリコ（イン
コ）の由来は、このサリアの前広場にインコがよく集まっていたかららし
い。
http://www.periko.net/espanyol/historia/sarria/index.php
http://www.stadiumguide.com/sarria.htm

＞モンジュイック　オリンピックスタジアム：Olimpico de Monjuic Lluis
Companys
55000人位収容
市から借りているスタジアムでバルセロナオリンピックのメイン会場だっ
た。
満席になることはめったにないスタジアムです。陸上のトラックがあってち
ょっと見づらいですな。
http://www.rcdespanyol.com/popupgaleria.php?
tipocontenido=1&modulo=estatico&id=10&idioma=1&idficherosel=undefined

＞新スタジアム　ノウ・サリア：Estadi Nou Sarria
42000人位収容
名称は変わるかも。金が無いエスパニョールなので、ネーミングライツで小
金を・・・。
とりあえず現段階ではノウ・サリア、新しいサリアってことです。
金が無いからサリアぶっ壊して10年も経ってないのに何新スタジアム作って
んだてめーと散々突っ込まれている例のアレです。まだ基礎も出来ない整地
風景を公式で公開しております。建築関係者には中々面白いのではないでし
ょうか。ざっと見たところ地中配管なんかは進んでいるみたいです。
http://www.rcdespanyol.com/popupgaleria.php?
tipocontenido=1&modulo=estatico&id=42&idioma=1&idficherosel=undefined
グーグルマップで大雑把に場所を探すとこの辺かな。モンジュイックより西
に移動。
バルセロナ近郊cornella駅のそばに出来ます。
http://maps.google.com/maps?
f=q&hl=ja&q=Barcelona+cornella&ie=UTF8&om=1&ll=41.357452,2.070708&spn
=0.028701,0.048709
このスタジアムはシネコン、ショッピングセンターが併設されます。
クラブ規模から言えば上等なスタジアムになるんじゃないでしょうか。
完成予定は2007年。予定通り行けば今季でモンジュイックとアディオスなん
でしょうか。


最後、個人サイトさんで恐縮ですが、
http://home.att.ne.jp/sigma/nessuno/axumismo/eo.htm
サリアの跡地、オリンピコ、そして世界各地の様々な「平日の」スタジアム
について語られています。止まらなくなるのでお時間のある時にどうぞ。