◇セリエＡ：　†‖　パルマ　†‖　

案外、今後のパルマの建て直しをする上での選択肢の1つの
ような気がします。
メリットも大きいけど、チーム作りをする上でのデメリット
も大きい。今のパルマには必要不可欠な存在ではない。
今現在はいないと全く攻撃にならないかもしれないけれど
脱モルフェオとしてチームを作ればそれなりの形は作れるはず。

むしろ今のパルマが生かすべきなのは、コッラーディのポストプレー
であり、デルヴェッキオの前線での献身的な動き＆コッラーディへの
サポートであり、マルコのサイド突破であり、マークのオールラウンド
な攻撃センスであり、シンプリシオの攻守のバランスの良さ。
そこにモルフェオのパスセンスが絡めば怖いもの無しかもしれないけれど
あまりにもバランスが悪すぎる・・・

いっそのことモルフェオを外してしまった方が、展開力には欠けるけど
シンプルで躍動感溢れる攻撃を出来るのではないか。今懸案の守備の建
て直しにしても、結局前線・中盤からの守備が影響することを考えれば、
良い影響がでるのではないか。
メンバー1人1人に自分が攻撃を作るんだと言う自覚が出るのではないか。
そんな気がします。

ちなみに、今のメンバーならチェルシー風4-3-3も面白いなと。
トップに左からデルヴェッキオ・コッラーディ・マルキオンニ。
中盤に左からブレシャーノ・ボラーニョ(怪我)・シンプリシオ
DFは左からパスクァーレ・コンティーニ・カルドーネ・ボネーラ(怪我)
この布陣のミソは、前線から守備意識が高く運動量の多い選手が揃って
いる点です。前線と中盤に関して言えばモルフェオ以外の選手の持ち味
を十分に発揮できるのではないでしょうか、ね。

膝の手術の後遺症は無さそうで、安心しました。
まだ本調子じゃないけれど今後復調してくれば攻撃を活性化
してくれるはずです。
次節からはモルフェオも戻ってきますし、この２人の絡みも
楽しみですね。
デデッィチは今のところ厳しいかな。パルマに来た当時のクレスポ
を見てるようです。
パポーネの方がコッラーディとは相性が良さ気に見えました。

コウトはある意味では期待通り(?)にやらかしてしまいましたね(苦笑)
歳をとって少しは精神的に成長したと思いたかったのに・・・
それは置いといて、
デッセーナが右SBに定着すれば、当面の最終ラインのやり繰りは
楽になるんじゃないでしょうか。
コンティーニのカードの多さは、しょうがないですね。
もう少し減ればいいけど・・・

あとは中盤の守備力が気になります。
カウンター対策＋ポゼッションを上げる意味でも、ボラーニョ
とシンプリシオの組み合わせの方がいいかな〜。
グレッラも捨て難いけど、逆に組み立てはモルフェオ、マーク、
マルコに任せちゃって良いんだよな。
ある程度のパスならシンプリシオだって出せるし。

ユーヴェ戦で交代したカルドーネ、デルヴェッキオ、
それとマーク、みんな怪我だったみたいですね。

カルドーネ・・・右の屈筋負傷　近々検査
デルヴェッキオ・・・左膝靭帯負傷　全治３〜４週間!!
マーク・・・左足首打撲

ユーヴェ戦って事で、アドレナリン出まくったんでしょうね。
キエーヴォ戦もそんなんだったような・・・
ベレッタもついてないなー、采配の揮いようが無いもんな。

でも逆に・・・
デディッチはこのチャンスを逃す手は無いぞ!!
問題はＣＢ、ボネーラなのかコウトなのか。
コウト＆コンティーニだと統率とれなそうで怖いなー。
やっぱボネーラだよな。果たして・・・

なんだか最後は、自分で止めを刺してしまった感じですね。
あの時間帯でしかも３枚目のカードなのにこんな消極策って・・・
いただけないよなー。ユーヴェの思うツボじゃん。
勝ち点１でＯＫなのは分かるけど、だとしても４０分過ぎてから
だよなー、守り固めは。
それともマークの身にまで何かあったのかなー。

まだ焦る必要はないけど、負け癖は早いとこ抜いて欲しいですね。
コッラーディとデルヴェッキオの相性は非常に良さそうなので
そこを中心に攻撃パターンを考えるといいんじゃないですかね。
そのためにはあまりモルフェオを介して中盤でショートパスを
つなぐよりは一気にコッラーディに当てる、若しくはデルヴェッキオ
にスペースに流れてもらう感じの方が良さそうですね。
モルフェオに頑張ってもらうのはその後で・・・
一方でグレッラが、ビルドアップの基点としてシンプルにボールを
捌いているのでその部分もうまいこと生かしつつ出来ればいいかな。
前線で基点さえ作れれば、モルフェオ、マーク、シンプリシオが
２列目から上がっていく攻撃は可能性を秘めてるし、パスクアーレ
のオーバーラップも期待できるので。

逆に中盤での守備力に不安も・・・
グレッラだとやや荷が重いかな。シンプリシオも結構前掛りだし。
まあ、そこはチーム全体で押上げを出来るかどうかにもかかって
くることなので、目を瞑ってもいいかも。
ＣＢの二人は粘り強く頑張っています。それだけに、カルドーネの
負傷は痛いですね。今はパオロがＳＢとして調子が良さそうなので
いっそＣＢはボネーラ、カルドーネ、コンティーニの３人で回して
いっても良いのでは。

まだまだ試行錯誤中のようなので、温かく見守りましょう。
プランデッリだってパルマで自分のやりたいサッカーができる
までに１年以上かかりましたからね。

まあ、結果は結果としてローマには勝手に盛り上がって
もらいましょう。
点差ほど内容では劣ってなかったし、各部分で今後への可能性
を感じられるし、去年の今頃に比べればチームの状況は間違いなく
良いですよ。

まず、4-3-1-2が使えるメドがついたのは大きいし、
最終ラインも決して崩壊してたわけじゃない。
むしろ局面局面では粘り強く守ってた。
パオロは、右に回ったおかげで抑え付けられてきた
攻撃好きの虫を存分に発揮してたし、その結果が「２点分」
貢献してくれたんだろうし。
今後もＳＢで使っていければ、今年はブレイクの年になるかも。

中盤ではグレッラが、中盤の底でバランスをとりつつ、
ビルドアップにリズムをつけてましたね。
こんなに使える選手だとは思わなかったな。
前線との絡みも、各々の選手の適性とか能力は見劣り
するものはないので、あとは攻撃時の決まりごとを今後
煮詰めていければ、ジーラの抜けて落ちた得点力以上
のものは生み出せるポテンシャルは秘めてるでしょう。

あと面白かったのは、敢えてデディッチ、サーヴィ、チガリーニ
を使ってきた点ですね。ボラーニョもデルヴェッキオも悪いわけじゃ
無かったし、ましてやグレッラは・・・
勝ち点を消費してでも、色々試そうとする意図が見えますね。
バルディーニと違って凄く現実的な監督だな、と。
負けが込んだとしても、大崩はしなそうな安心感があります。
今後、モルフェオ、マルコ、ボネーラが戻ってきたらほんと
台風の目になりますよ、きっと。

次のユーヴェ戦、勝ち点３は無理だとしても
ホームってことで勝ち点１は拾える可能性は大ですね。

だ、そうです(涙)
あいたたた・・・

ガゼッタの予想スタメンでは、モルフェオの代わりにデルヴェッキオ
ボネーラの代わりにコリーがパルマデビューを果たすようですね。
創造性には欠けるけれど、ある意味大崩れしない面子かも。
フラットの4-4-2かな？

で、僕が密かに期待を寄せているのは、デディッチもそうなんですけど、
ガゼッタの予想控えに入っていたチガリーニ。
デッセーナ、サーヴィとともに５年契約を結んだ有望株ですが、プレースタ
イルは、ピルロようなゲームメイク(自称)。ピルロのプレーに憧れ、目標に
しているため、２１番を自分で希望したらしいです。
出場する可能性としてはあまり無いでしょうけど、ピルロを目指しているな
りのパスセンスを見てみたいです。

それはともかく、ホームでのエンポリ戦なんできっちり初勝利を挙げたいと
ころですね。
２トップが長身なだけに、パスクァーレとコリーのオーバーラップがポイン
トになるかもしれませんね。

全てのフォーメーションは、どこかに穴があり、それをカバーするものだと
おもうんですよ。
４バックにすれば、モルフェオの位置、２トップの問題、マルコの起用
何らかどこかに穴はでてきちゃうんですよね。

＞攻撃のときは良くても、守備のときに両サイドの裏のスペースを
＞埋めきれるかどうか。

両サイドの問題も、マルコ＆マークが高い位置を保てば、相手のサイド攻撃
を抑える事ができる。メリット＆デメリットは紙一重ですけどね。
問題は、ゲーム展開の中での臨機応変さだと思います。
パルマでコンビの長いマルコ＆マークなら可能ではないかな？

パスクアレは・・・攻撃に転じる時のスーパーサブでいいんじゃないかな？
以前にも言ったですえど、１点をとりに行く時は、パスクアレを投入して、
２バック気味の4-1-3-2に変更する感じ。

要はパルマの布陣で何を重要とするかのポイントを１つ２つ決めるべきです
ね。
１．２トップ＆トップ下にモルフェオの起用
２．マーク＆マルコの同時起用

案外良いとは思うんです。
最終ラインは右からボネーラ、カルドーネ、コンティーニに
しておけば安定するでしょうし、中盤の底もシンプリシオと
ボラーニョの２人で問題なし。
２トップ＆モルフェオも問題なし。

ただ、問題があるとすれば両サイドですね。
攻撃のときは良くても、守備のときに両サイドの裏のスペースを
埋めきれるかどうか。今まで以上にマルコ＆マークに守備の仕事と
運動量が要求されると思われます。あまり守備に追われると本来の
攻撃力も半減なんてことにもなりかねないし・・・
本当は２人の適正からすると、３−２−３−２（３−５−２？)
のサイドは合わない気がします。
ただ、例えば両サイドのスペースをサイドの本人ではなくボラーニョが
うまいことカバーできるようする、または最終ラインに入ってボネーラ
orコンティーニがサイドに開くようにする、若しくは高い位置でのボール
奪取＆積極的な押し上げをするようにして、両サイドを深い位置に戻って
こさせないようにする・・・
なんてことが出来れば面白い布陣だとは思うんです。
できるかな〜？

それともう１つ問題が・・・
パスクヮーレが余った!!

良いですね〜。
コッラーディ＆デルヴェッキオだと恐らくスピード感に欠けますよね。
そこの部分を補って欲しいかな。早いとこ実際のプレーを見てみたいね。
若いＦＷが才能を開花させるまでの過程を見れるのもパルマファンの
醍醐味ですからね。
あと、どういう訳か本命(or鳴り物入り)で加入したＦＷの陰に隠れて加入
した若いＦＷはブレイクしてますよね。
キエーザの陰に隠れて加入したクレスポ。
アモローゾの陰に隠れて加入したディヴァイオ。
アドの陰に隠れて加入したジーラ。
そして今年は・・・
コッラーディの陰に隠れて加入したデディッチ!!
なんてことになれば良いんですけどね。

３センターは、色々やり方があると思うので一概に言えないのですが
僕のイメージは、真ん中(底)にＤＦラインの前でフィルターなるボラーニョ
がいて両サイドのマークとシンプリシオがバランスをとりつつ、ＳＢの上が
りを促すか、機を見て上がる感じですね。

ただ、マルコが戻って来た時に３センターの右は厳しい気がします。
マルコは純粋なウィンガーだと思うのであまり低い位置で広範囲の動きを
させてしまうと持ち前の攻撃力まで殺してしまう危険性も・・・
あと、中盤の守備力も当然落ちるでしょうからシンプリシオにかかる
守備の負担も増えて結果的に中盤の攻守両面でデメリットが出るんじゃ
無いでしょうか。
マルコは4-2-3-1かフラット4-4-2の右サイドがベストでしょう。
でもそうなると今度は、２トップorモルフェオとの共存のどちらか
を放棄しなければならないし・・・難しい・・・

そうですよね。２トップで行くべきでしょう！
ジーラがいた２年間の4-2-3-1と同じ布陣でいけば、
単純に「ジーラ＞コッラーディ」のマイナス分だけでなく、
コッラーディも加入したばかりでは、コミュニケーション不足がありますし
やはり昨年とくらべますと、攻撃力が落ちますよね・・・

個人的には、デデッチを起用した方がいいかもって思います。
コッラーディもデルベッキオも１年限りの契約ですから・・・
デデッチもコッパでは、２得点と活躍してますしね。
もしかしたら、第２のジーラになり得るかも？甘いですか？
まぁ、デルベッキオは計算できる選手ですから、
デデッチが通用するかどうか見極めてから、起用してもＯＫですよね。

あと4-3-1-2で行くなら、左MFをボラーニョ（デッセーナorグレッラ）
センターは、もちろんシンプリシオです。
右MFにブレッシャーノを使ってほしいと思います。

今シーズン、試合も見ていないのに勝手な推測ですが、
左ＳＢにパスクアレは決まりですよね。
右ＳＢは誰がしても守備的なサイドバックですから、
もし仮に、4-3-1-2で右ＭＦがボラーニョ（デッセーナ）では、
あまりにも左が攻撃的で、右が守備的と、偏りが強すぎると思うんですよ。
バランスが悪すぎると思うんですよね。
相手としても、守りやすいでしょう。
マルコ不在の間は、ブレッシャーノの右ＭＦがいいと思いますが、
どうでしょうか？

１トップより２トップの方が良いのでは・・・？

もともと１人で点を取れるわけじゃないし、コッラーディに
当てて、その落しを狙ってく形になると思うので、狙う人が
なるたけ近くにいないとあまり怖くないし。そのためには
２トップのほうがベターじゃないでしょうか。特に今はマルコが
いないし、ピザヌの場合は直接得点には絡んできてませんからね。
２列目の得点力も少しスケールダウンしてる感は否めないし。

丁度(？)マルコがいないのであれば、いっその事ピザヌの代わりに
デルヴェッキオを入れて４-３-１-２が良いんじゃないでしょうか。
デルヴェッキオなら守備意識も高くモルフェオの守備面での不安も
カバーできるでしょうし、３センターを左からマーク、ボラーニョ
シンプリシオで構成したら案外結構攻守のバランスも良いような
気がします。
この形ならコッラーディが前線で孤立しなくなるし、モルフェオのパスコー
スも増えるし、両ＳＢも上がり易くなるし・・・

と思うのですが、どんなもんでしょ。

ＤＦラインの統率をボネーラに任せるのが本当はいいんですけど、
ボネーラは１月のメルカートで移籍するのが濃厚なんですよね・・・
その為のコートの加入ともいえると思うのです。

今年１年、ボネーラがパルマにいてくれるのであれば問題はないのですが。
おそらく移籍するであろうボネーラに任せるよりも、
大ベテランのカルドーネに任せた方が、パルマにとってはいい気がします。
（ボネーラをセンターで起用するのは大賛成です。）

ボネーラの気持ちが気になるんですよ。
もう彼は、ビッグクラブに行きたくて行きたくて
しょうがないんだと思います。パルマへの感謝はあっても未練はない。
昨年のメルカートでも、ボネーラはパルマを卒業したかったですからね。
ましてボネーラはＷ杯メンバーの選出がかかっていますから、
なんとしても今年、リッピに認めてもらわなくてはならない。
それにはパルマよりもビッグクラブでの活躍を夢見るのも仕方ないでしょう。

ただ、ここ１月でビッグクラブへ移籍するには、今シーズン前半戦を
パルマで大活躍しなければいけませんから、
ボネーラも気合は入っているはずでしょうね。期待できますよ。

Ｆ・コウトの獲得を喜んだのは僕だけ・・・？

まあ、確かにそうなんですよね。
スピード＆揺さぶりには弱いし、精神面で問題はあるし
パオロが２人ってうまいこと言うなーって思いつつも、
でもパオロはまだＦ・コウトの域には達してない気がするし、
逆にパオロが一皮剥けて、Ｆ・コウトレベルまでいっててくれれば
ＣＢの補強は必要なかったと思うんです。

って、話が逸れましたね。本題に・・・
「上空のボールに対して」だけだとしても他人に絶対負けない
部分があるってのは強みだと思うんですよ。問題は欠けている
部分を補ってくれる「ネスタ役」のパートナーですけど・・・
ボネーラが適任、と言うよりはボネーラじゃなきゃ無理。
逆に言うとボネーラをＣＢとして使うことを前提にした場合に、
彼のパートナーとしてF・コウトのようなタイプが適任だと思ったん
ですよ。無理があるのかなー？

個人的な希望なんですけど、カピターノを右に回してでもいいから
ボネーラは真ん中で使って欲しい。
今年の最終ラインは多少のボロには目を瞑ってボネーラに仕切らせて、
ポテンシャルを完全に開花させたい。そうじゃないと器用貧乏で終わる
危険性がすごくあると思うんですよ。

セネガルのコリーで十分と思っていましたし、放出したシビーリャの方がい
いＣＢだと思っています。ラツィオがコートとは再契約しないで、パルマの
シビーリャに契約延長を求めて獲得くらいですから。コートが１対１で強い
のは、上空のボールに対してのみで、前から横からの１対１には非常にモロ
イですよ。守備範囲も非常に狭いしスピードも遅い、すぐにあきらめるので
粘りも無い。コートを起用するなら、ラツィオ時代のようにネスタのような
非常に守備範囲の広くスピードのある選手と組ませないと苦しいでしょう。
そのＣＢはパルマにはいないんですよね・・・、といっても嫌いなのは人間
的に嫌いなんですよ。パルマから出て行った次の年、元チームメイトのカン
ナヴァーロの鼻の穴に２本指を突っ込んで罵声を浴びせたシーンで大嫌いに
なってしまいました。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20050826-
00000044-spnavi-spo.html

フリーでペルージャから加入。
セネガル人　ＤＦ　フェルディナンド・コリー　
こうした選手のコメントを見てみると本当にパルマはいいチームなんだろう
な〜、と思います。

で、モルフェオのポジションについてさまざまな意見があるようですが、ひ
とまず移籍の話しで。完全移籍（３年契約）だそうです。（既に知っている
とは思いますが・・・）
個人的にはモルフェオをＦＷでもいいような…
選手層を見ると４−２−３−１もしくは４−１−３−２がフィットするかも
しれないですが、デディッチ、コッラーディ、デルベッキオにＦＷのシフト
をおくのなら中盤にも攻撃参加できるようなビルドアップやカウンターサッ
カーもいろいろ考えたい（期待したい）ですね。
サイドハーフのマルキオンニ、ブレッシャーノのフィニッシュでも昨シーズ
ン通り得点を期待できるので、縦の軸シンプリシオ—モルフェオを中心とし
た４−１−３−２で考えるとワンボランチ、トップ下を前記の二人にして両
ＳＨをブレッシャーノ、マルキオンニにして従来どおり（昨シーズン通り）
のアグレッシブサッカーを期待したり…
ＤＦラインは先輩たち（！）が考えたメンツで文句はございません。

もしくはウイングバックでも起用可能なデルベッキオ（戦術眼も確かなもの
です。あとは代表時代の勘さえ戻れば・・・）、シンプリシオ、ボラーニョ、グ
レッラ、デッセーナからトレスボランチを選ぶとして（もちろんＣＨはシン
プリシオ）がちがちに固めた４−３−２−１という明らかにいつかのユーべ
戦（そのときは５バックだったような・・・）のときの布陣もいいのかも知れな
いですね。（いや、だからといって萎縮して欲しくないし、大きな期待をし
ています、はい）
個人的には、現在のメンツに昨シーズンのような依存型の戦術ではなく、新
しい何かを期待したいです。だから今回加入した選手にはユーティリティを
存分に発揮した（もちろん若手選手の“爆発”も期待してますが）柔軟なポ
ジショニングができる選手が入って正解だったと思います。
ＷＦ、ＷＢ、ＣＦでプレー可能で、ＦＷなのに守備能力が高いデルベッキ
オ、ＣＦ、セットプレイでも大きな期待ができるコッラーディ、積極果敢な
攻撃参加が魅力なパスクァーレ・・・

あとは、組織です。
とにかくチーム全体の機動力です。
何が何でも荒れては駄目です。（まぁこの前の・・・）

でもこの記事の中で、クロチャーティとの試合に、主力がでないということ
はおそらく（といっても誰もが試したくなる）新戦力の調整だと思います
が・・・

てか、その前にクロチャーティはどこのチームなんでしょうか？

すみません、にわかで。

難しいっスね。
この際、ジョーカーとして割り切ってしまうのが
個人的にはベターだと思います。
モルフェオ本人の意向はともかく、現実問題として彼の能力は
途中出場の方が生きるのではないかと思うんですよ。
昨季と違って、モルフェオに依存しなくてもチームが作れる
だけのメンバーは揃っていますし。
ここで無理してコッラーディ、デルヴェッキオとの共存をさせようと
すると、中盤以下のバランスが崩れる気がしますね。

逆に言えば・・・
シンプリシオ、ボラーニョ(デッセーナ)、ブレシャーノ、マルキオンニ
で構成する中盤を崩す手は無いでしょう。
それぞれのタイプを考えたら、結構バランスは良いと思います。
それに、両サイドが強力なだけに長身2トップも生きてくるでしょうし。

ボヴォの抜けた穴がそのままの最終ラインはどうなるんですかね。
いい加減パオロには一皮剥けて欲しいんですけどね。
個人的には、今年こそボネーラをセンターに回して欲しい。
でコンティーニをセンターに回してボネーラと組ませて、
左サイドにはパスクヮーレ、右サイドにカルドーネorシヴィーリャ
ってところかな。

おっ、モルフェオがベンチにいても結構良い布陣じゃない？
他にもロジーナ、ピザヌ、グレッラまで控えてるし。
中盤が機能すれば結構いいところまでいけるし、人に強いCBを
獲れれば確かにUEFAだって狙えますよね。

　　　　　デルヴェッキオ　　コッラーディ

ブレシャーノ　ボラーニョ　シンプリシオ　マルキオンニ

パスクヮーレ　コンティーニ　ボネーラ　　　カルドーネ
　　
　　　　　　　　　　　　ルパテッリ　　　　　　