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県職員に“テレビ禁止令”/サッカーW杯、日本—チュニジア戦
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きょう14日午後3時半キックオフのサッカー・ワールドカップ(W杯)日本—
チュニジア戦を前に、県は職員に向けて「職場でテレビ観戦することのないよう」
口頭で注意を喚起した。12日夕開かれた部次長会議で、人事課長が出先機関を含
めた各職場への伝達を要請した。
同課の担当者は「テレビにかじりついて職務専念義務を忘れられては困る。言わ
ずもがなとは思いつつも、職場での観戦禁止を伝えた」という。山形県庁でも既に
職員に対し同様の注意喚起をしている。
日本が決勝トーナメント進出をかけて戦う大事な試合だけに、同課の職員も「日
本を応援したいのはやまやま」。別の課の職員は「点数だけでも横目で確認したい
が、ぐっとこらえて録画で観戦する」と話す。
本庁各課にはテレビが最低1台設置されているが、県人事課によると、経費節減
などの理由で普段はニュース時間帯などを除いてスイッチは切っているという。
職員が勤務中にパソコンゲームをしないよう、ことし1月に個々のパソコンから
ゲームソフトを削除した秋田市役所は、「職務に専念するのは当たり前のこと。特
別な指示は出しません」。