○リーガ（スペイン）

別サイトにてまとめた内容なんですが、転記してみます。
今さらかよ、って話なんですけど(笑)

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昔、HPでこんなこと書いてました。

(03-04シーズン)
http://www.geocities.jp/jewelrystockhouse/liga/simulation0304.html

(04-05シーズン）
http://www.geocities.jp/jewelrystockhouse/liga/simulation0405.html

1年の間にフォントとか背景とか全然変わっちゃったのは置いといて(笑)
「セルタとエスパ、総得点でも決まらないの！？」とか懐かしいですね。

んで、3年ぶりに復活してみます。07-08version。
HTML書くのがめんどいので、テキストで書きますが。
見づらいところがあるかもしれませんが、ご了承ください。

■CL出場権争い

3位バルサ 64(+31)
4位アトレティコ 64(+21)
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5位セビージャ 61(+24)

これが第37節終了時の順位。数字は勝点、( )内は得失点差です。

ここで復習。リーガでは、同勝ち点で複数のチームが並んだ場合、
「リーガ全体の得失点差」よりも、
「当該チーム間の対戦成績」が順位決定の基準として優先されます。
（詳しくは「04-05」の上の方に書いてますんでご参照ください）

この3チームの直接対決を見てみると。
BAR 7-4 ATM　　BAR 3-2 SEV　　ATM 6-4 SEV

ってことで、バルサ＞アトレティコ＞セビージャの序列。
3位と4位が入れ替わる可能性は残っていますが、
バルサとアトレティコの予備選出場、
ならびにおセビちゃんの5位が最終節を待たずして確定です。

■UEFA CUP出場権争い

6位ラシン 57(±0)
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7位マジョルカ 56(+14）

前述のセビージャが1枠確保。8位のデポルがマジョと4差で届かないので、
残りの1枠はリーグ5位の守備力（失点41）のラシンと、
リーグ4位の得点力（得点66）のマジョルカとの争いです。

直接対決の結果は4-4のイーブン。
現時点での「14」という差をひっくり返すことは現実的に不可能なので、
同勝ち点で並んだ場合は得失点差で大幅に上回るマジョが優位です。
つまり、ラシンは○ならば文句ナシに決定。
△ならば、マジョが△or●の場合に限りUEFA行き。
もし負けてしまうと、マジョもお付き合いで●じゃないとダメです。

で、最終節の相手なんですが、ともにホームで
ラシン×オサスナ、マジョルカ×サラゴサなんですよね。
後述するように、どちらも降格がかかった相手。読めません。

得点と失点の関係からは、一見逆のような気がするんですが、
ラシンは勝数が多く（16勝9分12敗）、そのうち9試合が1点差勝ち。
さらにそのうち7試合は1-0の勝利。手堅い試合運びが特徴です。

一方、マジョルカは引き分けが多い（14勝14分け9敗）んですね。
0-0を除いた12試合中、8試合が「追いついて」の引き分け。
また、2点差をひっくり返しての勝利も3回あります。

前節カンプ・ノウでバルサに逆転勝ち。5連勝を飾った勢いと、
エースのグイサにピチーチ＆ユーロの代表選出というモチベーションのある
マジョルカが少し優位かな、って気がしますけど、はてさて。

■降格争い

まずは第37節を終えた時点での順位表。

12位バレンシア 48(-16)
13位ベティス 46(-6)
14位ヘタフェ 46(-4)
---------------ここまで残留決定-----------------
15位バジャドリー 44(-15)
16位レクレアティーボ 43(-20)
17位オサスナ 43(-6)
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18位サラゴサ 42(-10)

シーズンを通して苦しんだバレンシア、最近は毎年こんな感じなベティス、
そしてUEFAで壮絶に散った印象の強いヘタフェが残留決定。
一方で、「降格ライン」は、オサスナの勝利によって早くも「42」に。

毎年、「42」でギリギリ、「43」なら安全ってのがひとつの目安ですが、
今年の大混戦のリーガを象徴するかのように、
「43」では決着しない可能性があります。

ではまず、降格の可能性を残す4チームの直接対決をチェックしましょう。

VAD 3-1 REC　　VAD 2-2 OSA　　VAD 5-3 ZAR
REC 1-3 VAD　　REC 2-0 OSA　　REC 2-4 ZAR
OSA 2-2 VAD　　OSA 0-2 REC　　OSA 2-2 ZAR
ZAR 3-5 VAD　　ZAR 4-2 REC　　ZAR 2-2 OSA
（※レクレ×バジャドリーは最終節に対戦を残している）

いきなりチーム別に見るとややこしくなるので、
とりあえず、「降格ライン」別にシミュレーションしてみましょう。

・降格ライン「42」（サラゴサが●の場合）
一番シンプルです。他の3チームの結果に関係なく、サラゴサが降格。

・降格ライン「43」
ココが一番ややこしい。サラゴサの結果如何で状況が変わります。

　⇒サラゴサが○の場合
　　　レクレorオサスナのどちらか一方のみが●だった場合、
　　　当然ですが、●のチームが43で単独18位となり、降格。
　　　両チームともに●だった場合、「OSA 0-2 REC」の直接対決が
　　　モノを言い、レクレが残留、降格するのはオサスナとなります。

　⇒サラゴサが△の場合
　　　サラゴサが「43」のラインに並びかけてくる場合。
　　　これも3パターンに分けて考えてみます。

　　　　・レクレのみ●
　　　　　　ZAR 4-2 RECなのでレクレが降格。

　　　　・オサスナのみ●
　　　　　　ZAR 2-2 OSAなので得失点差勝負。
　　　　　　3点差以内の負けであれば、得失点差-9でギリギリセーフ。
　　　　　　4点差の負けで、得失点差-10で両チームが並んだ場合、
　　　　　　総得点で劣るオサスナの降格となる。

　　　　・レクレもオサスナも●
　　　　　　「3チームでのリーグ戦」を仮定した場合、
　　　　　　レクレに勝ち越し、オサスナと分けたサラゴサが16位。
　　　　　　オサスナに勝ち越し、サラゴサに負け越したレクレが17位。
　　　　　　よって、3チーム中で最も得失点差のいいオサスナが降格。
　　　　　　ここらへんが、順位決定方法のミソですね。

　　　　・レクレもオサスナも●以外
　　　　　　勝点を上積みしたにも関わらず、サラゴサが単独18位で降格。
　　　　　　プレミアの最終節がこんな感じでしたね。
　　　　　　プレミアに比べて、降格ラインは相当上ですが。

・降格ライン「44」
サラゴサが「44」になることはないので、まずはサラゴサの勝ちを仮定。
さらに、バジャドリーとレクレは最終節に直接対決なので、
この2チームが同勝点で並ぶこともありえません。
バジャドリー○は、すなわちレクレ●。
これは「43」にて検証済なので、その他2パターンを検証。

　⇒バジャが△の場合
　　　バジャは「45」となり残留が決定。
　　　レクレが「44」となり、ボーダー上に立つパターンです。
　　　この場合、レクレに直接対決で負け越しているオサスナは、
　　　勝って「46」とする以外に残留への道はありません。

　⇒バジャが●の場合
　　　オサスナが●ならば、バジャドリーは辛くも残留。
　　　逆にオサスナが○の場合、「44」はバジャドリー1チームのみとな
り、
　　　15位から一気に単独18位。大逆転で降格となります。
　　　オサスナが△の場合も、直接対決では引き分けているので、
　　　得失点差で不利なバジャドリーの降格となります。

以上、全パターンを列挙してみました。
最後に、チーム別に今の条件をまとめてみようと思います。

・バジャドリー　最終節：vs レクレ（A）

●以外で残留が決定するバジャドリー。
アウェーの成績はよくないとは言え、負けているのは上位のチームばかり。
下位チーム相手には、アウェーでも手堅く勝点を稼いでいます。
難しい一戦とはいえ、優位な立場にあること変わりはないでしょう。

・レクレアティーボ　最終節：vs バジャドリー（H）

ホームにライバルを迎える一戦。
現在「43」で並ぶオサスナよりは優位な条件に立ってはいますが、
やはり勝って地力で決めてしまいたいところ。

・オサスナ　最終節：vs ラシン（A）

バジャドリー、サラゴサに対しては優位な立場にあるものの、
レクレが絡んだ途端に最も不利な立場に置かれてしまう。
そう考えると、やはり勝って自力で残留をつかみたい。
ただし、相手も自力でUEFAを決めたいラシンです。
難しい試合ですが、「気持ちの強い」チームカラーだけに・・・

・サラゴサ　最終節：vs マジョルカ（A）

当然、負けたらジ・エンドです。
△でも不十分。レクレとオサスナの結果次第となります。
さらに興味深いのは、バジャとレクレの直接対決が残るという運命。
これにより、どちらか一方の勝点が必ず「44」以下になるため、
サラゴサにも、勝てば自力残留の芽は残されているんです。
とはいえ、そう簡単なミッションではありませんが・・・

個人的には、「撃ち合いの末にサラゴサ壮絶死」と予想します。

ちなみに、残留のかかった3試合は、
日本時間19日の午前1時よりキックオフです！

今期も早半分が過ぎようとしていますが各チームの戦力も見えて来たようです。
んで、現状の有力候補の個人的分析を少々。
バルサ：中休みを挟んで後半は攻撃陣の駒がそろいそうです。そうなれば本命になるのは当然で
しょう。CLで惨敗とかしてリズムが狂うのが心配。
マドリー：カペツロ戦術浸透してきつつあり。安定感高まりそうで実はこちらが大本命とみていま
す。復調してきたラウル、ロナウド等FWをうまくまわせるかが鍵か？
バレンシア：充実補強でしたがやはり層が今イチ薄いか？CLとのかけもちはやはりこのクラスで
はきついですね。
アトレチコ：ケガ人だらけで大クライシス中！ちょっと浮上は難しそう。
ビジャレアル：補強した選手がことごとく長期離脱。リケルメがやる気だしてきたみたいだけどキ
ツそう。
レクレアテイボ：今期のダークホース。2トップ大確変で台風の目に。

ということでマドリーを本命におします。