一般的にプロヴィンチアと呼ばれる地方の小規模クラブは、セリエＡ残留を
目標に掲げています。これは謙遜でもなんでもなく、残留を果たせればクラ
ブの経営方針が達成できるからに他なりません。ビッグクラブと呼ばれるよ
うなチームの経営は、ヨーロッパのカップ線に出場することが最低目標とさ
れます。そこから得られる放映権料や入場料、勝利ボーナスが予め収入に計
上されているため、この目標が達成されない場合、収支バランスが崩れ意図
していなかった選手の放出などを迫られることになります。一方、プロヴィ
ンチアは選手を安く買って高く売ることで得られるキャピタルゲインを、大
きな収入源と考えています。ですから残留できる程度の成績を残せれば、主
力の何名かは他クラブの目に留まり、クラブは移籍金として多額の収入を得
られるわけです。スカウトの質はプロヴィンチアの方が優れていると言われ
ますよね。ウディネーゼ、アタランタ、ピアチェンツァなどなど。

デルネーリ監督は、「セリエＡ残留が目標」といっていたそうだ（昨日のスカパー
談）。いやぁ、その謙虚さには頭が下がる。
次節、コリーニがいないのがいたいけれど、きっとやってくれるでしょう。
ほんとにいいチームだ！！

次節は曲者ボローニャ、さらにその次はユヴェントスですね。
キエーヴォと一度対戦して感触を掴んでいる強豪クラブが、
いかに対策を練ってくるかが気になります。
最後まで優勝戦線に残って欲しいな。

残念ながら引き分けですか・・・・・・。
ここらへんで、勝ってまたはずみつけたいとこやったのに・・・・
これでちょっと出遅れって感じかな。

今日は勝たなきゃいけない試合でしょう。
ここ数試合ホームではあまりいい内容の試合してませんね。
さらに勝てる試合を落とすのはどうでしょうか？
これなんですよね、私が心配してることは。
勝てる試合を落としたりして、ずるずると勝てなくなっていく・・・。
次節をどう乗り切るかで今後のチームの本当の実力が見えてくるのでは？

結果
2−2　引き分け。

0−1　ヌーノゴメス
1−1　コリーニ(PK)
2−1　ダンナ→後半40分くらい
2−2　アドリアーノ→後半44分・・・。

今日はいいサッカーができませんでした。が、勝負強さが身についてきたのか
なと言う感想です。
コリーニが、不可解な2枚目のイエローを受け退場となり、あらら・・・とおもい
ましたが、10人でも攻める姿勢を忘れず、がんばりました。
バローネのフリーキックから、後半40分にはダンナがヘッドでゲットし、勝っ
た！と思ったのですが、その後、フリーキックからアドリアーノにやられまし
た。残念です・・・。ここでねばっていれば、本当に、本当に強いと断言できる
ところだったのですが・・・。
しかし、それでも評価が落ちるものではないでしょう。10人でも、少なくとも
負けはしなかったし、一度は勝てるか、というところまでいったのだから。

この試合について、皆さんはどのような評価をしますか？是非皆さんの意見を
聞いてみたいです。
僕は、前節の、体力勝負に勝てる、ということプラス、勝負強さもだんだん見
についてきてはいるのかな、と、前向きに評価をしています。長いシーズンな
のだから、こういうときもあるでしょう。でも、少なくとも負けなかったとい
うことで、そう評価したいです。

ちなみに、次節は、中盤のかなめ、コリーニとペロッタが出場停止。
バローネが、本節もがんばったので、一人はなんとかなるでしょうが、ペロッ
タの替わりはだれが？というのが、思案のしどころです。

もしかしてプロビンチャーレ初？のスクデットも近い！？
と僕の友達がいっつも言ってます。

たしかにキエーボのサッカーは見ていて面白いし、個人個人の能力も高いです。
ただ後半に向けてコンジションを上げてくるビッククラブと対等に戦えるほどキエ
ーボの選手層は厚くないです。ここが今までプロビンチャーレが後半息切れする理
由ですね。
特に久しぶりのスクデットに向けてやる気満々なインテルは強敵です。

でも個人的にキエーボは好きなんで頑張ってもらわねば！
キエーボみたいに面白いサッカーをやるチームがイタリアに増えれば、再びイタリ
アのクラブがヨーロッパを制圧する日が来るかも！

例によってＧazzetta dello Sport情報です。
10 LUPATELLI
27 MORO 6 D'ANGELO 94 D'ANNA 23 LANNA
15 ERIBERTO 20 PERROTTA 5 CORINI 16 MANFREDINI
9 CORRADI 11 MARAZZINA
控え：1 AMBROSIO　15 LORENZI 7 BARONE 30 MAYELE 19 FRANCESCHINI
24 COSSATO 33 BEGHETTO
問題ないですね。

対するフィオは
30 MANNINGER
3 TORRICELLI 4 ADANI 29 CECCARELLI 13 MORETTI
7 DI LIVIO 5 COIS 77 BARONIO
20 MORFEO 21 NUNO GOMES　ADRIANO
控え：1 TAGLIALATELA 27 TAROZZI 14 BENIN 72 VANOLI 6 AMARAL
24 AMOROSO 17 GONZALES
どうしましょ。また勝っちゃうのかな。

こんちわ。

フィオレンティーナは、マンチーニがついにチーム練習を欠席したそうです。
噂では(まあ当然出てくる類のものでしょうが)辞意を漏らしているとのこと。
Ryualさんのソースからもそれは伺えますが。
http://www.calciomercato.com/

ミハイロビッチの移籍話も立ち消えになりそうとのことで。
キエーボは前節ルパテッリが風邪を引いてたらしく、ベストコンディションで
はなかったようですが、回復しているようで、ベストメンバーで臨めるでしょ
う。いや、ルパテッリってたまに挙動不審になりますからね(笑)←以前、ミラ
ン戦かなんかのPKのとき、ふてくされているのがみえみえで、フェイントなの
か、ふらふらとした動きをしていたが、あっけなくゴールされたことも。
http://www.isize.com/sports/football/index.html

なんかこんな状況のヴィオラは、いわば「お客さん」ですよねえ？
逆にいえば、だからこそ全力であたって、粉砕して、ヴィオラのB降格を手助
けしてあげるのが得策というものでしょう(笑)フィオレンティーナは、一度B
からやり直した方が、本当にいいと思いますしね・・・。(バティにルイコスタ
etc・・・前はいいチームだったのに)
その他
シニョーリが、キエーボとの試合に間に合うそうですよ・・・。

それでは例によって日曜日本時間23：00頃キックオフを待ちましょうか。

ローマやインテルが安定してきて着実に勝ち点を稼いできていますから、今ががん
ばり時だとおもいます。スクデットを狙うなら下位チームには絶対負けられませ
ん。直接対決ではわるくても引き分け。試合がみれないのが非常に悔しい、、、。

現在、噂が上がっている面々でございます。
いろいろあるみたいだけど、決まったのはまだ一人だけ。

（獲得？）
主に左サイドを補強する目的で、マンフレディーニ（ウディネ）、Domizi (コモ),
アゴスティーニ(フィオ),Bocchetti(ナポリ)などの名前が獲得候補に挙がってい
る。

（放出？）
ロンゴ、フランキ、バローネの移籍が噂されている。
レグロッタリエはペルージャへの移籍が決定。

（交換？）
マルコ・ロッシ（フィオ）とビノットとの交換話が成立直前。
マンチーニはラツィオにいた二年前からビノットに声をかけ続けていて、ビノット
は大感激。キエーヴォでもベンチを温める時間が多いため、本人の意思は移籍で固
まっているものの、最後の問題は保有権がインテルにあること。

ビノット「実力を発揮できないままキエーヴォを去ることになるのは、大変残念な
ことだ。デル・ネーリのもとでプレーすることは非常に有意義で、いろいろなこと
を学ばせてもらった。しかし、もしフィオが誘ってくれるなら喜んでいくつもりだ
よ。フィオには降格阻止という明確な目標もあるからね。」

そしてあっちこっちから引っ張りだこのバローネ。
「ベンチを温めるのは辛いよ。いくつかのクラブが僕に興味を持ってくれているよ
うだ。嬉しいね。」
ヴェネツイア、ピアツェンツァなども興味を持っていたようだが、現在はウディネ
ーゼとボローニャが獲得を目指している模様。
残りはシーズン終了まで現状維持？（願）


（おまけ）
●今週末はもらったな(笑)
ふがいない成績に激怒したサポーターにクルマを壊され、練習場の裏口から命から
がら逃げる羽目になった、ロベルト・マンチーニ監督。

さらに追い打ちをかけるようにロッシットとロッシが風邪でダウンし、ヴァノーリ
にいたっては既に試合欠場が濃厚。おまけにフランチェスケッティまでアウトでフ
ィオレンティーナのチーム状態はもうホントに最悪。

サポーターの暴走を防ぐため、その後の練習はポリスの護衛付きだそうで、ま、せ
いぜいがんばってね♪

Ryaulです。連続発言失礼。
短いですが、先日の試合前のニュースを少しいってみます。
なかなか時間がとれないので、遅いのはどうかお許しを。

(2002/01/04)
●満身創痍　対　宿題バッチリ
頭を抱えるアタランタのヴァヴァッソーリ監督
主力のドニが強い背部痛を訴え、ダボ、サウダーティ、コマンディーニは風邪気味
で仲良く２日間練習をお休みし、試合に出場するメドがたったのは土曜午後になっ
てから。さらにオルランディーニとペッティーナも風邪でダウンし、終いにはケガ
のベリーニとロッシーニにまだリハビリの時間が必要というまさに満身創痍のチー
ム状況。

一方我らがキエーヴォのフィジカル・コーチ、ウーゴ・マランツァ
「ウインターブレイク前に選手たちに宿題を出したんだ。コンディションを十分な
状態に維持しておくようにってね。そうしたら彼らは休みを満喫したうえで、宿題
をバッチリとこなしてきたんだよ。みんな実力もあり努力もするプロフェッショナ
ルばかりだから当然のことなんだけど、フィジカル・コーチとしてはラクでいいよ
(笑)。
みんなキエーヴォがそのうちへばってくると思ってるかもしれないけど、そういう
心配はまったくいらないね。選手たちは終盤に向けて厳しい戦いを続けることにな
るけど、私たちも彼らのためにしっかり働くからね。きっと最後まで持つよ。」

コリーニ＆エリベルト抜きでもなんとかチームとしての力を維持できるということ
を証明してくれました！やはり後半になってもあの豊富な運動量を保てることがキ
エーヴォの一番の強みといえるのではないでしょうか。

既に詳細なレポートが上がっていますが、前半はコリーニの不在が響いたせいか、
中盤が間延びしてボールキープができず、セカンドボールはことごとくアタランタ
に拾われ、前先へのフィードは不確実であっさりアタランタの反攻を許し、そして
貴重なチャンスも得点につなげることができず、耐える一方。
前半は本当に歯がゆいというか、不完全燃焼な感じでした。

しかし、後半に交代出場した二人がよく働いてくれました。後半に同点に追いつ
き、本来の調子を取り戻しつつあったキエーヴォの中にあって、いまいちフィット
していないように見えたマイエーレがついにきらめきを見せた瞬間。エリア外から
の絶妙なクロス！そしてなぜか、なぜかエリア内にドフリーでポジションを確保し
ていたコッサートが正確なトラップから素早く振り抜くヴォレー一閃！思わず叫び
ましたよ。ええ。最高の気分でした。

＞ペリカンさん
全体的に評価が低めなのは、前半と後半で出来に差があったからだと思います。ビ
ノットは今ひとつ持ち味が出せないまま途中交代になってしまいました。エリベル
ト不在の中で存在感を見せつけたかったところですが、最低評価でも仕方ない出来
だったかなと思います。それ以外で目立ったところといえば、ランナが（！）再三
のオーバーラップと内への切れ込みでチャンスメークをしていました。ちょっと意
外だったですが、デル・ネーリからの指令があったようです。時間がなければ後半
だけでも見てください(笑)。

Lupatelli C. 6
D' Angelo M. 6.5 D'Anna L. 6.5 Lanna S. 6.5 Moro F. 6.5
Barone S. 6.5 Binotto J. 5.5 Mayele' J. 6.5 Manfredini C. 6.5
Cossato F. 6.5 Perrotta S. 6.5 Corradi B. 7 Marazzina M. 6.5

実はまだ試合見てません（苦笑）。録画してあるので明日あたり見ようかと。
先発はビノットだったようですね。勝ち試合の割にはあまり評価が冴えないのは
気のせいかな？
キエーヴォは後半戦だれてくるのでちょっと心配ですが、とりあえずはあと３勝で
すね！

また勝ちましたね。おめでとう！！
よく試合を観てるのになぜが選手名が覚えられないバカなワタシ。
特にこの選手がスキというのではなく、チーム全体の持つ雰囲気とか
バランスとかが好きなのだと思います。
なんとか上位をキープして、イヤイヤ首位を奪還してほしいものです。

シーズン始まる前は、評価は全然よくなかったのに
凄い快進撃ですよね！
バランスがいいチームだと思います！

いいサッカーしてますねぇ。
稲本ってアーセナルとこのチームからオファー受けてたんですよね。
キエーボでプレーする稲本も見てみたかったです。
物凄い選手がいるわけでもないしもう少し出番あったかなとか残念がってます。

からすまさんの試合経過を見るに、厳しい試合展開だったようですが見事勝利！！
ホント強いですねー。このまま無欲でどんどん行ってほしい。まだ半分残ってます
からね、皮算用はしないようにしましょう（笑）。

あとは上位争いをしているところとの直接対決で意地を見せれれば…。ますます目
が離せないですね。

トトでは、アタランタを買っていたのに・・・。
それにしてもキエーボは強いですね。
目立った選手はいなくとも、チーム戦術とまとまりがある。
この調子で大物を食いまくってって欲しいです。