○日本代表

良いものを見せてもらった気がします。
三都主の男泣です。胸に迫る思いがあったのですね。

試合は、タイトルがかかった試合で確実に勝ったこと、アジア杯の準備としても、
久保の代役としての鈴木、福西・遠藤のボランチコンビがそれなりに機能する（特
にボランチコンビ）ことを確認できたということはジーコにとって収穫だったので
は。右CBとして起用された田中誠も、中にスライドして「３+１」（+１は加地）の
CBコンビ（宮本と）として、セルビアMの強い圧力に抗し切ることができましたね。

ところで、アジア杯。FWは鈴木・玉田・本山の３人でいくのかな？
鈴木に復調の兆しがあるのは心強いのですが、ケガなどの不測の事態に対する備え
は不足することになりますね。Jで好調の大黒や播戸はまだ24才、国際経験を積ませ
ると、まだ一伸びも二伸びもするのでは。また、五輪メンバーから漏れる可能性が
出てきた平山（あるいは高松）、坂田を北京に連れて行くのも、いくつかのメリッ
トがありそうですが。

何とか勝ちましたねぇ。
私も三都主の異常なまでの泣き方に
どうしたんだろうか・・と思って
たんですが、そんなことがあったんですが
それは感動というか感極まりますよね。
勝って良かったですよホントに。
セルビアはある意味、強行日程で
調整が難しかった訳ですし、
調整の面で考えたらもう一点は
欲しかったですね（欲を言うと）
いずれにせよお疲れさまです。
アジアカップも頑張れい！

三都主じゃないけど、なんか前半観てて泣けそうでした…この二年間なんだ
ったんだろうと。
79年世代を筆頭に、日本では”個の力”で頭一つ抜けている選手達がまもな
く年齢的なピークを迎えようとしているのに…日本にとっては限りなくチャ
ンスの時期なのに…。
まぁ個人的な意見はさておき…。

三都主の涙は前日に亡くなった祖母に対する想いだったようですよ。
他の選手にも知らせていなかったらしく、泣き出した三都主を見て周りはや
や焦ったようです。
祖母に贈るタイトルが嬉しかったのかもしれませんね…。
お疲れ様、三都主。

そしてとりあえず初タイトルおめでと。

三点をとって勝ちましたが、後半の二点は
多少不意を付いた点だったように思いました。
チャンスメイクというよりも、「あれ？」
と考えてる間に入っていた感じです。
早いリスタートやボールをキーパーから
奪いゴールするなどで二点。
カタチとして考えたら恐らく引き分けでも
おかしくはなかったと思います。
評価するべき点は攻撃の手を緩めなかった、
選手交代ですかね。でも実際問題
六人の交代枠があるのはキリンカップだからこそ。
それを考えたら交代枠三人の時は
もっと難しくなりますね。

結果かいえば、よしというところなんだけど、内容からみると、これで大丈
夫なのかと不安になる。

スロバキアは、引いて守ってカウンターというアジアの下位の国と同じような戦
術なので、アジアカップに参考になる展開だと期待しましたが、鈴木のゴール
ぐらいしか見所は、なかったかなと。

特に気になったのが、右サイドの加地。
サイドを抉るわけでもなく、効果的なアーリーがあるわけでもなく、90分をとお
してアリバイ的に右サイドのスペースをうめるだけで。左サイドのサントス
とのバランスを気にしているのかもしれないが、見ていて不満の残るパフォ
ーマンスだった。

なんと言うか、釈然としない勝ちでした。

スロバキアは守りを固めて、カウンター狙いというゲームプラン。それはギリシャ
と同様なものでしたが、いかんせん選手の能力が違いました。日本はそんな相手か
ら3得点。2点目の鈴木の見事な得点は別として、一点目はセットプレー。三点目は
GKのミスから強引に得点したもの。

釈然としない気持ちが残ったのは、引いて守る相手（しかも守備ユニットは能力イ
マイチ）に対し、完全に崩す場面を十分に作れなかったことからでしょうか。相手
最終ラインは裏を取られ易いものだっただけに、もっと崩すことが出来たでしょう
が、サイドからのクロス、中盤からのタテパスにしても精度が不十分だったような
印象です。シンプルなプレーそれ自体は良いのですが、拙速だったというか安直だ
ったというか。

今回、日本としては小休止明け。コンディションがより整う次戦こそ良い内容とな
ることを期待したいと思います。

手放しで単純に喜べる勝利ではないですが、まずは結果よければという所で
しょうか。同点とされたあとにすぐに逆転し、その後追加点という流れはよ
かったと思います。警戒しているなかでも、セットプレーで失点を許す辺り
はまだまだ反省する点ではありますが。
鈴木、柳沢のＦＷの得点というのは、外野からのチャチャも減りますしそう
いう意味でもいい影響を与えると思います。
柳沢のドロ臭い得点はわたしも見ていてよくやったと思いました。
ＦＷにはああいうスキを狙う姿勢を常に持っている事が必要だと思うので。
また、代表監督が結果を残したいが為の必要以上な無理の召集が、海外組や
疲労中、故障持ちの選手への負荷を大きくする、というのもできるだけ避け
て欲しいですね。
勝って結果を出さないと監督へのバッシング強くなるので、それが嫌なのは
解りますが、もっと選手への気づかいも心得て欲しいところです。
なんにせよ代表戦はいつも楽しみにしているので、次のセルビア・モンテネ
グロ戦でもよい結果を期待してます。

危なげない…とまではいきませんが、まずは及第点でしょう。
今日は3得点という結果もさることながら、
FW陣に結果が生まれたのが大きいですね。
とくに評価したいのは、柳沢の3点目。
あの淡白なイメージのあるヤナギが、
粘っこいプレーでGKのミスを誘いました。
ああいった姿勢があれば、見ていて気持ちいい！
次戦も期待したいと思います。

大丈夫なんですかね？
ＦＷがいなくなっちゃうんじゃないですか？
久保、柳沢は無理だし玉田だって万全じゃないし・・・。
西をＦＷでなんて話もあるみたいだけど、そうなることも
考えたうえでメンバー構成ってするもんじゃないんですか
ね？
前からそうだったんですが、どうもジーコ君の人選には首
をひねりたくなります・・・。

今話題になっている件ですが、私も基本的にはラットさん
の意見と同じです。
今が良ければそれでいいというわけではないでしょうが、
実際問題として五輪組などを今のＡ代表のメンバーと比較
するとまだまだかなという感じは個人的には否めませんね。
今野なんかは使ってほしいなと思いますが、今のＡ代表の
ボランチは最激戦区ですもんね。華がある選手が多いだけ
にこういった選手がチームのために地味に活躍してくれる
ことを望んでるんですが。

あーるさんのおっしゃっていた若返りの件については、今
のところいい人材が出てくる可能性があると思ってます。
五輪組の下の世代には、平山、森本をはじめ増嶋なんかも
そうですよね。Ｊでレギュラーをとれそうな位置に来てい
る人材も出てきているので、育て方を間違えないでほしい
なと思います。

ちょっとEURO明けで、今回のEUROでは各国ともに若手の台頭があまりにも
目立っていたため、年寄り発言してしまいました。が、みなさんの発言を
聞いて、軽はずみで「年寄り」呼ばわりしたことを反省してます。

[11484]のラットさんがおっしゃる通り、ポルトガルにしてもオランダにしても
今まではS・コンセンソンがいたところにC・ロナウドだったり、ゼンデンがいたとこ
ろにロッペンが入ったりで、一応前者がいた時代は、後者は全くと言っていいほど
出てなかったですし。ルーニーの場合にしても、シアラー引退後、オーウェンの
相棒探しに何年もかかって、前回のW杯では相方不在のまま出場した訳ですし。

で、今の日本代表(今回のキリンカップに召集された選手)、一番下は24歳なんです
が、一番上は藤田の32歳で、基本的には前回のオリンピック世代の前後が
中心となっているので、平均年齢もちょうどいい感じがします。
国際経験豊富な選手も揃ってますし。
ただ、今の日本サッカーはどうしても高校サッカーがクラブのユースよりも
人気があるというか、力があるというか、どうしても高校を卒業してから
Jの舞台へという選手が多いので、Jリーグの環境に慣れて、各世代の大会に
出てる内にA代表にデビューするのはどうしてもオリンピック世代位になって
しまうのでしょうか？今回に関してはそのオリンピックの活躍とも重なって
しまった訳ですし。

でもって強化指定選手というシステムで大学生とか高校生に
早いうちからJリーグのクラブの練習や試合に参加できるというのは良い
システムだと思いますが、まだ強化指定選手として指定されてる
選手も少なく、これからもっと若手選手が活躍＆育成されることを願います。

そう。ラットさんの意見は正論でしょう。
確かに、今のゴールデン・エイジの年齢は問題はなく、むしろ今後の2,3年に絶頂期
を迎える可能性がある。また、一つの世代（2〜4年齢）に優秀な選手が揃っていれ
ば、連繋面など複合的な利点も手伝って、下の世代が割って入るのが難しいのも現
実。

問題はそこから先にあり、その問題が顕在化する可能性が少なからずあるというの
が、［11483］の主旨です。今後のポルトガルがどうなるかは不明ですが、昨季のマ
ンUは明らかに若返りに失敗していましたね。また、ユベントスも同様でしょう。ド
イツは長らく世代交代に成功していないと言っても良いでしょう。フランスが頂点
に立つのは何年後のことでしょう。

そうした典型的なケースは置いときまして、日本。今は良いとして、4〜5年後。順
調に世代交代できているのか、大いに疑問に感じていますが、みなさんはいかがで
しょうか。チームの平均年齢が30歳前後になっているとしたら非常にまずいでしょ
う。あるいは、若返りしたとしても、チーム力が低下していたら、それもまずいで
しょう。結局のところ、現在、水面下に将来の問題の芽が生じていると見ていま
す。

こうした見方からは、五輪代表とフル代表間の流動性やリーグにおける若手起用の
在り方に問題の要因があるのではないだろうかと考えてしまうのですが。

今の年齢は別に問題は無いかと・・・。と言うより今から数年の間が年齢的
にはベストの時期なのでは無いでしょうか？
代表だろうがクラブチームだろうが、若手が育つ→その若手が育って主力と
なる→主力となった選手たちがベストの期間が続く（この間はポジションの
空きが無いため若手を育てる事が難しくなる）→主力がベテランとなって衰
えてくる→若手を出せるようになり育てる事が可能になる→若手が育つ
と言う流れがあるため、「黄金世代」などがあるとその下の世代は育ちにく
く（又は育っていてもレギュラーは取り辛く）なるのだと思います。
ポルトガル代表も黄金世代の全盛期は下の世代はなかなか出てきませんでし
た。マンＵも黄金世代がレギュラーを占めている時期には次世代は出て来ま
せんでした・・・。
今はこれで良いのでは無いでしょうか？
もう数年経って、今のレギュラー組に衰えの兆しが見え始めてきた時に、そ
の地位を脅かせる若手が出てこなかったら問題ですけど・・・。

う〜ん、年寄り日本代表と同調したのは悪乗りが過ぎていましたね。
でも、次の次のW杯南アフリカ大会の予選も、いわゆるゴールデン・エイジが主力と
して君臨する可能性が少なからずあると見ています。アテネ五輪世代から海外移籍
する選手が希薄な状況にある以上、何人かフル代表するとしても、数年後主力とし
て活躍できているかどうかは難しい状況ではないでしょうか。

また、今回のユーロに出場したチームのうち、5つの国で10代の若手がメンバー入り
しています。それに対し、トルシエがユースからフル代表まで掛け持ちしていた関
係からか、それとも才能が揃っていたからか、トルシエ期には20代前半の選手がフ
ル代表入りしていましたが、現在はそういう状況ではありません。20代半ばの中堅
どころが多くを占める、[11475]発言のような状況にあります。

ドイツ大会後、若返りが進まなければ、いわゆる高齢化が現実のこととなります。
そうならないためにも、五輪組のみならず、平山・森本をはじめとした若手の成長
が強く望まれると言えるでしょう。

2年後のドイツを見据えているわけだから今の日本代表が年寄りだなんて
言うのはちょっと悲しいですね。
私的には今の日本代表は若いな〜って思います。
さらに若くていい選手がいるのはもちろんいいことです。
でも小野より下の世代では傑出した才能がいないよなーとは思います。

突出はしていないけれど、那須なんてフル代表でコイツよりうまい（強い）
DF何人いるかなーとか思いますし、うまい下手は別にしたら石川より鋭いサ
イドアタッカーはいないし、徳永より運動量のあるサイドバック(もしくはハ
ーフ)もいないし、今野は福西よりもテクはないけどミスは少ないし、田中達
也のように両足使えるFWもいないし・・・

ジーコはオリンピック後に彼らを呼んでくれるでしょうか？
もう少しいろんなメンバーを試してほしい。

ここにきてＦＷ陣の人数に不安を抱えるようになってしまいました。まあア
ジアカップまでになんとかなっていればいいんでしょうが。

先発はおそらく鈴木＆玉田でしょうね。本山はスーパーサブみたいな感じで
途中から投入というパターンでしょうか。西をＦＷで使うオプションもある
みたいだけど（「西自身も『ＦＷ？絶対にないない』と苦笑いする状況だ。
指揮官は『西のＦＷ起用はあり得る』と断言した。」という意識の違いは気
になるところですが）、いずれにせよタイプ的に鈴木の代わりとなる選手が
いない状況に代わりはないですね。